【お気に入りの逸品】K様邸(No.693)~日々使う器 外で出会ったものたち~
2020年3月2日(月)
あえて揃えず、それぞれに楽しむ
K家の食卓には、奥様がこれまでつくったもののほかにも、たくさんのお気に入りの器が並びます。
なかでもひときわ目をひいたのが、サンゴ礁の海のようなブルーの平皿とカップ、太陽のような朱赤の平皿。
南国をイメージさせるこれら3つは、沖縄のいわゆる「やちむん」。
ご家族で沖縄旅行されたときに一目ぼれし、お家にお迎えすることになりました。
手描きの素朴な味わいの作品が主流だったやちむんも、最近は若い作家さんが増えて、このようなシャープなデザインのものも見かけるように。
サンゴブルーのカップはご主人のお気に入りで、ビールの晩酌にもよく登場するそうです。
ほかには、大阪で作陶されているイトウサトミさんの作品がお好きだそう。シンプルながらどこか有機的な作風は、奥様のつくる器にも通じるものがあります。
「陶器市も、子どもが小さいのでしばらく行けていませんが、好きです」。また行きたいね、とご夫婦でお話しされていました。
選ぶ基準は?と聞くと「もう、ピピっと」。モノと目が合ったときのインスピレーションに加え、日々の使い勝手のイメージも大切にされているそうです。
すべての器を見せていただいて気付いたのが、4人家族にしては、セットもののお皿やカップが少ないということ。
「同じ料理でも、わざとバラバラのお皿に取り分けています。お客様が来たときの食事も、取り皿はお揃いのものではなく、それぞれ違ったデザインを楽しめるように」と奥様。
食卓を囲む一人ひとりにお気に入りが生まれて、自然と愛着が育っていく。そんな器たちとの暮らしを満喫されているK家でした。
K家の食卓には、奥様がこれまでつくったもののほかにも、たくさんのお気に入りの器が並びます。
なかでもひときわ目をひいたのが、サンゴ礁の海のようなブルーの平皿とカップ、太陽のような朱赤の平皿。
南国をイメージさせるこれら3つは、沖縄のいわゆる「やちむん」。
ご家族で沖縄旅行されたときに一目ぼれし、お家にお迎えすることになりました。
手描きの素朴な味わいの作品が主流だったやちむんも、最近は若い作家さんが増えて、このようなシャープなデザインのものも見かけるように。
サンゴブルーのカップはご主人のお気に入りで、ビールの晩酌にもよく登場するそうです。
ほかには、大阪で作陶されているイトウサトミさんの作品がお好きだそう。シンプルながらどこか有機的な作風は、奥様のつくる器にも通じるものがあります。
「陶器市も、子どもが小さいのでしばらく行けていませんが、好きです」。また行きたいね、とご夫婦でお話しされていました。
選ぶ基準は?と聞くと「もう、ピピっと」。モノと目が合ったときのインスピレーションに加え、日々の使い勝手のイメージも大切にされているそうです。
すべての器を見せていただいて気付いたのが、4人家族にしては、セットもののお皿やカップが少ないということ。
「同じ料理でも、わざとバラバラのお皿に取り分けています。お客様が来たときの食事も、取り皿はお揃いのものではなく、それぞれ違ったデザインを楽しめるように」と奥様。
食卓を囲む一人ひとりにお気に入りが生まれて、自然と愛着が育っていく。そんな器たちとの暮らしを満喫されているK家でした。