ココにも忘れないで!コンセントが必要&あったら便利な場所の備忘録
2024年3月10日(日)
とにかく決めることが多いリノベーション。細部まで気を配って考えても、住み始めてから地味に後悔しがちなのが「コンセントの位置」だったりします。リノベ直後は気にならなくても、新しい家電を導入して「ココにコンセントがあればなぁ」と思うケースも。今回は、コンセントをつくっておきたい場所を備忘録的にまとめてみました。
キッチンは調理家電などが多く、リノベーションを機に電力を増やす人もいる場所。
あらかじめお持ちの家電(+購入予定の家電)に合わせて、コンセントの位置などもプランニングしています。
コンセントは、日常づかいする家電(炊飯器や電子レンジなど)用と合わせてプラス2つは余裕が欲しいところ。
普段は空いているコンセントがあれば、ハンドミキサーなど臨時で使う家電用に抜き差ししなくても済みます。
こちらはタイルに合わせてグレーのコンセントを採用した例。
普通の白いコンセントだとタイルの中で目立ってしまいますが、きれいにとけ込んでいますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.873 穏やかな時間が流れる 大人ナチュラル
こちらのおうちもその一例で、アイランドで造作したキッチンカウンターとダイニングテーブルを並べました。
キッチンカウンターの横には、ちょっとしたものが置けるニッチと電源を設置。
ホットプレートや電磁調理器など、ダイニングテーブルで電源を使う機会は意外と多いもの。
ここにコンセントがあれば、コードをテーブル外に延長する必要がありません。
コードに足を引っかけたり、小さいお子さまが引っ張ったりという心配がなく、見た目もスッキリしています。
この写真の事例詳細はこちら:No.737 天竜杉がつくりだす暮らしごころ
もはや、必須といっても過言ではない、ロボット掃除機用の基地。
収納内部や廊下につくることもありますが、やはりお掃除の頻度が高いのはリビング。
最近はゴミステーション付きの掃除機も多いので、ある程度の高さが必要だったりします。
こちらはロボット掃除機用に基地とコンセントをつくり、普段はドアで隠せるようにした例。
下部は開いているため、掃除機の出動には影響はありません。
ホテルライクなインテリアとも違和感なく馴染んでいます。
この写真の事例詳細はこちら:No.756 moderno
寝室はベッドの高さに合わせて、横になったままでも届く距離にコンセントが欲しいもの。
2人でお休みになるダブルベッドの場合は、両サイドにつくるのがオススメです。
こちらは寝室に壁を立ち上げて、ベッドの裏側をクローゼットにした例。
コンセントに合わせて壁に長押を設けたため、ベッドの上にスマートフォンを置かずに済みます。
この写真の事例詳細はこちら:No.818 味わい深く 上品に
特に、電気自転車の充電器は重く、砂ぼこりなどで汚れていることもあるため玄関でそのまま充電できると便利。
こちらのおうちでは、土間収納に置いたソファの手前にコンセントを設けています。
他に靴乾燥機や、DIYをする人は工具などを使うのにも、玄関に電源があれば重宝します。
この写真の事例詳細はこちら:No.624 ツナガル形 ツナガル想い
「こんな細かいことまで」と思われるかもしれませんが、後悔しないリノベーションのために、気になっていることはなんでもプランナーに話してみてください。これまでの実例に沿ったアドバイスをさせていただきます。
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目次
- 【キッチン】調理家電が多いからプラス2は欲しい
- 【ダイニング】テーブルで使いたいホットプレートなどに
- 【リビング】ロボット掃除機の基地は、目立たない工夫も
- 【寝室】就寝中のスマートフォン充電用コンセントは必須
- 【玄関】室内には持ち込みたくない電動自転車の充電に
- まとめ
【キッチン】調理家電が多いからプラス2は欲しい
リビングから目立たないよう、タイルに合わせてコーディネート
キッチンは調理家電などが多く、リノベーションを機に電力を増やす人もいる場所。
あらかじめお持ちの家電(+購入予定の家電)に合わせて、コンセントの位置などもプランニングしています。
コンセントは、日常づかいする家電(炊飯器や電子レンジなど)用と合わせてプラス2つは余裕が欲しいところ。
普段は空いているコンセントがあれば、ハンドミキサーなど臨時で使う家電用に抜き差ししなくても済みます。
こちらはタイルに合わせてグレーのコンセントを採用した例。
普通の白いコンセントだとタイルの中で目立ってしまいますが、きれいにとけ込んでいますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.873 穏やかな時間が流れる 大人ナチュラル
【ダイニング】テーブルで使いたいホットプレートなどに
テーブルからコードが垂れ下がらないので安全&スマート
キッチンカウンターとダイニングテーブルが隣接するレイアウトは、配膳がしやすくスッキリ見えて大人気。こちらのおうちもその一例で、アイランドで造作したキッチンカウンターとダイニングテーブルを並べました。
キッチンカウンターの横には、ちょっとしたものが置けるニッチと電源を設置。
ホットプレートや電磁調理器など、ダイニングテーブルで電源を使う機会は意外と多いもの。
ここにコンセントがあれば、コードをテーブル外に延長する必要がありません。
コードに足を引っかけたり、小さいお子さまが引っ張ったりという心配がなく、見た目もスッキリしています。
この写真の事例詳細はこちら:No.737 天竜杉がつくりだす暮らしごころ
【リビング】ロボット掃除機の基地は、目立たない工夫も
ゴミステーション付きのものには、高さのある基地を
もはや、必須といっても過言ではない、ロボット掃除機用の基地。
収納内部や廊下につくることもありますが、やはりお掃除の頻度が高いのはリビング。
最近はゴミステーション付きの掃除機も多いので、ある程度の高さが必要だったりします。
こちらはロボット掃除機用に基地とコンセントをつくり、普段はドアで隠せるようにした例。
下部は開いているため、掃除機の出動には影響はありません。
ホテルライクなインテリアとも違和感なく馴染んでいます。
この写真の事例詳細はこちら:No.756 moderno
【寝室】就寝中のスマートフォン充電用コンセントは必須
ダブルベッドなら両サイドに専用で欲しい
寝室はベッドの高さに合わせて、横になったままでも届く距離にコンセントが欲しいもの。
2人でお休みになるダブルベッドの場合は、両サイドにつくるのがオススメです。
こちらは寝室に壁を立ち上げて、ベッドの裏側をクローゼットにした例。
コンセントに合わせて壁に長押を設けたため、ベッドの上にスマートフォンを置かずに済みます。
この写真の事例詳細はこちら:No.818 味わい深く 上品に
【玄関】室内には持ち込みたくない電動自転車の充電に
土間収納やシュークローク内につくっておくと便利
最近はマンションでも土間収納をつくるプランが人気で、マルチに使える場所として電源はやはり必要です。特に、電気自転車の充電器は重く、砂ぼこりなどで汚れていることもあるため玄関でそのまま充電できると便利。
こちらのおうちでは、土間収納に置いたソファの手前にコンセントを設けています。
他に靴乾燥機や、DIYをする人は工具などを使うのにも、玄関に電源があれば重宝します。
この写真の事例詳細はこちら:No.624 ツナガル形 ツナガル想い
まとめ
今回はニーズの多い例をまとめましたが、暮らし始めてからでないと分からないこともあり、不便を感じる場面も人それぞれだったりします。まずは普段の生活で、延長コードを使っている場所を探してみましょう。そこがまず、コンセントが足りていない部分です。「こんな細かいことまで」と思われるかもしれませんが、後悔しないリノベーションのために、気になっていることはなんでもプランナーに話してみてください。これまでの実例に沿ったアドバイスをさせていただきます。