「暖かい」って偉大です！おうちの寒さを解消する、ポカポカリノベ事例集

大寒波がやってきて、おうちの中でも寒いことに驚いた方や、暖房が切れなくなって、来月の光熱費の請求がコワイ…という方も多いと思います。おうちの中の寒さは、リノベーションである程度は解消できるのはご存じでしょうか？リノベーションであたたかいおうちを手に入れた事例を集めてみました。

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目次

• インナーサッシを設置して、窓からの寒気をシャットアウト
• 引き戸タイプのインナーサッシで開けた時の開放感はキープ
• 見た目をすっきりさせたいならサッシごと交換も可能
• おふとんみたいに断熱材で家をすっぽりくるんでポカポカ
• 思い切って暖炉を設置。炎のある暮らしで身も心も温かく
• まとめ

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インナーサッシを設置して、窓からの寒気をシャットアウト

熱の出入りが最も大きいのは、「窓」！
外との気温差が原因の結露が窓に発生しやすいのも、窓の断熱性が低いのが原因です。
リノベーションでよく採用される窓の断熱方法として、インナーサッシがあります。
 

防音効果も高いので、静かに暮らせる

ぽかぽかと日当たりのよいリビング。
ご実家をリノベーションして親と子、孫が３世代で暮らす二世帯住宅です。

築31年ということで、サッシや窓の性能は建てた当時のもの。
やはり窓まわりは寒いため、インナーサッシを設置しました。


よく見ると、窓の外に既存の窓があるのが分かりますね。
近くにある幹線道路からの騒音を防いでくれるというメリットもあります。

この写真の事例詳細はこちら： No.838　親・子・孫3世代で伸び伸び暮らす

マンションの大きな窓もインナーサッシで

バルコニー側に大きな窓があることが多いマンションのリビング。
冬は、熱の大部分はそこから逃げてしまいます。


特に、こちらのおうちには掃き出し窓が３面も。
明るくてとても気持ちがいい空間ですが、夏の西日も気になっていました。
リノベーションでは、インナーサッシに加えて床暖房も設置したため、見た目の通りの心地よさを手に入れました。

この写真の事例詳細はこちら： No.826　これからをもっと心地よく
 

引き戸タイプのインナーサッシで開けた時の開放感はキープ

ここまでは、一般的な引き戸タイプの窓をご紹介してきましたが、変形の窓の場合はどうでしょうか。
 

例えば、折れ戸タイプの窓の場合

ご家族の介護がしやすいように、築17年の中古マンションを購入してリノベーションしたお客様。
間仕切りのない開放的な空間と、快適に過ごせる環境をご希望でした。


そのため、全ての窓にインナーサッシを入れて、キッチンは回遊しやすいアイランド型に。


リビングの掃き出し窓は折れ戸タイプだったので、4枚引き戸のインナーサッシを採用。
引き込み式なので、開け放すと壁に収まり、もとの開放感をそのまま楽しむことができます。

この写真の事例詳細はこちら： No.822　家族みんなが心地よい　バリアフリーな住まい
 

見た目をすっきりさせたいならサッシごと交換も可能

インナーサッシはとても優秀ですが、窓が２枚あるのがちょっと…という方には、サッシ交換をおすすめします。
 

２×4の中古戸建ての家じゅうをあたたかく

こちらは賃貸住宅からの住み替えで、中古リノベでマイホームを手に入れたご家族。
補強をしつつ間仕切りを撤去し、ひなたぼっこが似合う暖かく広々としたLDKをつくりました。


サッシは交換したので写真では分かりませんが、新しい商品は改良を重ねて断熱性がアップしています。
もちろん見た目もすっきりと、この先も住み続けたい理想の住まいとなりました。

この写真の事例詳細はこちら： No.744　スタディコーナーは “司令塔”！
 

おふとんみたいに断熱材で家をすっぽりくるんでポカポカ

窓以外には、壁自体に断熱材を充填する方法もあります。
戸建てがイメージしやすいですが、マンションでも施工可能な場合もあります。
 

２階にリビングを移動してさらに暖かく

８年間住んだおうちで、１階リビングの寒さ・暗さや窓の結露が気になっていたというおうちです。
日当たりの良い２階にリビングを移し、壁を抜いて全体を開放的な大空間にリノベーションしました。


工事にあたって調査したところ、床下と天井の一部に断熱材が入っていないことが判明。
そこで、それぞれに断熱材を充填し、窓や玄関ドアも断熱仕様のものに交換。
さらに暖かく、快適な環境に生まれ変わりました。

この写真の事例詳細はこちら： No.785　ずっと暮らしたい家
 

思い切って暖炉を設置。炎のある暮らしで身も心も温かく

最後は、寒がりさんなら一度は憧れたことのある、暖炉を設置した例をご紹介します。
 

設置場所を考慮すれば都内でも設置可能

ご実家を引き継ぎ、栃木から移住されたご夫婦で、前のおうちで使っていた薪ストーブを移設しました。


吹抜けに煙突を通して、ご近所に迷惑にならない排煙に配慮。
現しにした梁やアンティーク色に塗装したオーク三層フローリングなども、ストーブとよく馴染んでいます。


ワンちゃんもあったかそう。
揺れる炎を眺めるだけで、身も心もポカポカ温かくなりそうです。

この写真の事例詳細はこちら： No.806　薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて。
 

まとめ

断熱性能をアップする工事には、要件を満たせば国や自治体からの補助金が出たり、税金の控除を受けられたりといったメリットが。制度は自治体や時期によっても変わりますので、ぜひ一度ご相談ください。