日本茶片手にほっこりしたい…リノベで「ちょこっと和テイスト」アイデア集
2017年1月13日(金)
最近のリノベでは和室は洋室に、障子やふすまはドアに変えてしまうことがほとんど。たしかに便利でオシャレだけど、ちょっと待って!あえて和室を作ったり、古い建具を残したり、日本家屋のもつ味わいや良さを取り入れるのが「なんだか落ち着く」と評判なんです。
◆アイデア①和室の障子を残してアンティークの似合うLDKに
築15年の一戸建て。1階がLDKを、日当たりのよい2階に移し、大好きなアンティークの似合うお家にリノベしました。
床材はクリの無垢材をアンティーク調に加工したもの。キッチンのタイルもこだわって選びました。柱や梁、和室の障子をあえて残し…
落ち着いた濃茶で塗装しました。ランプの光がどこか懐かしくここちよい和レトロ空間です。
(施工事例No. 217 どこか懐かしさを感じる住まいに)
◆アイデア②むかしの「縁側」をPCコーナーに
築53年の、お父様のご実家を受け継いだご夫妻。和の趣が魅力ある、いわゆる日本家屋で、老朽化の心配と細切れの間取りを改善するため、リノベしました。
広縁の部分です。軒裏の垂木をそのままいかして、ここにデスクを造作しました。リビングと続きのPCコーナーのできあがり!
「古い日本家屋の良さを残したい」と小上がりの和室を新たに設けました。畳の下は収納に。和室内の壁はすべて珪藻土で仕上げているので、空気もキレイ。
(施工事例No. 195 若い世代の為の和の住まい)
◆アイデア③収納も兼ねた畳コーナーを新設
続いては、子ども2人のファミリー。LDKにあふれかえるモノをなんとかしたい!とリノベしました。解決法はたっぷりの壁面収納と、この畳コーナーです。
食後に横になってくつろいだり、ちょっとベンチ代りに腰かけることもできて、家族のお気に入りの畳コーナー。床下は収納になっていて、かなりの量の荷物が入ります。
畳コーナーには、パソコンや読書を楽しむためのカウンターを設けました。読書に疲れたらすぐゴロンとできるのがいいですね。カウンター上にも収納棚や飾り棚、窓の上部にも本を置くことができる棚を造作。スペースを無駄なく使っています。
(施工事例No. 94私的リビングのすすめ)
◆アイデア④良質なものはそのまま残し、住宅性能だけUP
続いては、なんと築68年!のお家。一時は建て替えも検討されたそうですが、お祖父様の建てたお家を残したい、とリノベに踏み切りました。
柱や欄間など良質な素材は残したまま、耐震補強と寒さ対策を行いました。
広縁はほとんど手を付けず、そのままの雰囲気を大切に。窓ガラスのみ複層ガラスに替えて、寒さ対策を施しています。
(施工事例No. 182 築68年 住み継がれていく住宅)
◆アイデア⑤外とつながる和室で、ゆったりくつろぐ
お母様の介護のために、実家でお母様とお姉様との同居を決めたご夫妻。築20年の住まいを介護しやすい間取りへとリノベしました。南側の庭に面した和室を、みんなで過ごすリビングに。
カバ無垢材と畳が心地よい空間です。天井や障子などは既存のものをそのまま活かし、もともとの和の雰囲気を残したそうです。
窓の外の庭にはリビングから続くウッドデッキを設けました。フラットに外まで続いていて、お庭でくつろぐことができます。介護する側も、される側も癒される空間になりました。
(施工事例No. 157 介護のある暮らし 緑とたっぷりの光のある住まい)
◆アイデア⑥職人の手仕事を取り入れ、お家に趣きをプラス
もとの家の建具を磨いて再利用
お母様から住み継いだお家。「家を残して、家族に住み続けてほしい」というお母様の思いを大切にリノベしました。
ソファの向かい側の壁には、もとのお家で使っていた障子を、きれいに磨いて再利用しています。美しいデザインに、新築時の大工職人による丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
(施工事例No. 193 思い出を大切に住みつづける)
絞り丸太の柱が存在感抜群
こちらのお家は行政の耐震診断の結果、耐震補強が必要であることがわかり、リノベすることになったそう。2部屋分の和室の壁を取り払い、広々としたLDKに。
キッチン側から見たところです。京都、北山杉の絞り丸太が、存在感を発揮しながら畳コーナーと無垢フローリングをうまくつないでいます。
(施工事例No. 72 古い物を生かす安全で明るい家へ)
コツ・ポイント
リノベのデザインテイストは、イメージの共有がいちばんのカギ。それにはやっぱり言葉よりビジュアルで見せるのが近道です。ふだんから、気に入った実例やインテリア写真を見つけたらストックしておくようにしましょう。
◆アイデア①和室の障子を残してアンティークの似合うLDKに
築15年の一戸建て。1階がLDKを、日当たりのよい2階に移し、大好きなアンティークの似合うお家にリノベしました。
床材はクリの無垢材をアンティーク調に加工したもの。キッチンのタイルもこだわって選びました。柱や梁、和室の障子をあえて残し…
落ち着いた濃茶で塗装しました。ランプの光がどこか懐かしくここちよい和レトロ空間です。
(施工事例No. 217 どこか懐かしさを感じる住まいに)
◆アイデア②むかしの「縁側」をPCコーナーに
築53年の、お父様のご実家を受け継いだご夫妻。和の趣が魅力ある、いわゆる日本家屋で、老朽化の心配と細切れの間取りを改善するため、リノベしました。
広縁の部分です。軒裏の垂木をそのままいかして、ここにデスクを造作しました。リビングと続きのPCコーナーのできあがり!
「古い日本家屋の良さを残したい」と小上がりの和室を新たに設けました。畳の下は収納に。和室内の壁はすべて珪藻土で仕上げているので、空気もキレイ。
(施工事例No. 195 若い世代の為の和の住まい)
◆アイデア③収納も兼ねた畳コーナーを新設
続いては、子ども2人のファミリー。LDKにあふれかえるモノをなんとかしたい!とリノベしました。解決法はたっぷりの壁面収納と、この畳コーナーです。
食後に横になってくつろいだり、ちょっとベンチ代りに腰かけることもできて、家族のお気に入りの畳コーナー。床下は収納になっていて、かなりの量の荷物が入ります。
畳コーナーには、パソコンや読書を楽しむためのカウンターを設けました。読書に疲れたらすぐゴロンとできるのがいいですね。カウンター上にも収納棚や飾り棚、窓の上部にも本を置くことができる棚を造作。スペースを無駄なく使っています。
(施工事例No. 94私的リビングのすすめ)
◆アイデア④良質なものはそのまま残し、住宅性能だけUP
続いては、なんと築68年!のお家。一時は建て替えも検討されたそうですが、お祖父様の建てたお家を残したい、とリノベに踏み切りました。
柱や欄間など良質な素材は残したまま、耐震補強と寒さ対策を行いました。
広縁はほとんど手を付けず、そのままの雰囲気を大切に。窓ガラスのみ複層ガラスに替えて、寒さ対策を施しています。
(施工事例No. 182 築68年 住み継がれていく住宅)
◆アイデア⑤外とつながる和室で、ゆったりくつろぐ
お母様の介護のために、実家でお母様とお姉様との同居を決めたご夫妻。築20年の住まいを介護しやすい間取りへとリノベしました。南側の庭に面した和室を、みんなで過ごすリビングに。
カバ無垢材と畳が心地よい空間です。天井や障子などは既存のものをそのまま活かし、もともとの和の雰囲気を残したそうです。
窓の外の庭にはリビングから続くウッドデッキを設けました。フラットに外まで続いていて、お庭でくつろぐことができます。介護する側も、される側も癒される空間になりました。
(施工事例No. 157 介護のある暮らし 緑とたっぷりの光のある住まい)
◆アイデア⑥職人の手仕事を取り入れ、お家に趣きをプラス
もとの家の建具を磨いて再利用
お母様から住み継いだお家。「家を残して、家族に住み続けてほしい」というお母様の思いを大切にリノベしました。
ソファの向かい側の壁には、もとのお家で使っていた障子を、きれいに磨いて再利用しています。美しいデザインに、新築時の大工職人による丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
(施工事例No. 193 思い出を大切に住みつづける)
絞り丸太の柱が存在感抜群
こちらのお家は行政の耐震診断の結果、耐震補強が必要であることがわかり、リノベすることになったそう。2部屋分の和室の壁を取り払い、広々としたLDKに。
キッチン側から見たところです。京都、北山杉の絞り丸太が、存在感を発揮しながら畳コーナーと無垢フローリングをうまくつないでいます。
(施工事例No. 72 古い物を生かす安全で明るい家へ)
コツ・ポイント
リノベのデザインテイストは、イメージの共有がいちばんのカギ。それにはやっぱり言葉よりビジュアルで見せるのが近道です。ふだんから、気に入った実例やインテリア写真を見つけたらストックしておくようにしましょう。