リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 ~お仕事もプライベートもおうちで快適に I様邸(前編)~
2022年1月16日(日)
リノベーション後にある程度年数を経たおうちの住み心地などをお聞きする「OB訪問」。今回は2017年にリノベーションしたI様邸に伺いました。「4年ではそんなに変わっていないのでは?」と思うかもしれませんが、なにかと環境変化の多かったここ最近。コロナ前後の、おうちでの過ごし方の変化などもお聞きしてみました。
夫●娘の小学校入学前に物件探しを始めました。お庭が欲しくて、最初は一戸建てを希望していたのですが…。
妻●学区を決めてエリア限定で探したので、なかなかいい物件が見つからなくて。それで、専用庭のあるマンションの1階も視野に入れて探しました。
―物件が見つかり、リノベーションにあたって希望されたことはなんでしたか?
妻●1階なので、寒さや湿気の解消は第一優先でした。内見した時にカビが生えているところもあって、「快適に住めるかな?」と不安で。クロゼットはウォークスルーにする、室内窓をつくるなど、風の通り道のある間取りを希望しました。
夫●リノベのイメージは雑誌などを参考にしました。具体的には、土間とウォークインクロゼットとパントリーを希望しました。雑誌に「リノベーションの新・三種の神器」と書いてあったのを見て。
妻●当時の「三種の神器」ですけどね(笑)。でも、つくってよかったです。
リノベーションの参考にする人も多い、I様邸の土間と室内窓(リノベ当時)。
夫●あとはやっぱり子ども部屋です!スペースが限られているので、ロフトベットにしたら友達が遊びに来たときに楽しそう、とイメージを絵に描いて、その通りにつくってもらいました。壁の色は妻が決めたはず。
妻●そうですね。でも、ちょっと挑戦しすぎたかな?
こだわりの造作ロフトベッド。オレンジとブラックの配色がモダン!
妻●やはり寝室の室内窓はつくって大正解でした。寝室と子ども部屋の壁を珪藻土にしたのも。DIYで塗ったのですが、さらっとさわり心地がよくて。
寝室の珪藻土は一面をベージュに。中部屋ですがクロゼットを通ってリビングと土間にそれぞれ開口し、風の通り道はキープ
夫●リビングでは、壁のモルタルがデザイン的に気に入っています。あとはフローリング。スタイル工房の横浜ショールームで見た幅広のナラ無垢材にしたけど、やっぱり足触りが心地いい。
モルタルの塗り壁は陰影がキレイ。
無垢床もやや飴色をおびてきました。
―無垢材といえば、お手入れはどのようにされていますか?
妻●ふだんは掃除機をかけるくらいですね。(夫に)オイルは今年、塗ったっけ?
夫●年末の大掃除の時に塗りました。だいたい年一回くらい、オイルを布にしみこませて床になじませています。室内窓の木枠もついでにササッと。二、三日はペタペタするんですが、数日経つと馴染んでいい感じにツヤがでます。
妻●無垢材好きのお友達に教えてもらった「アルドボス」というオイルを使っています。
―スタイル工房からの提案で「採用してよかった」というところはありますか?
妻●細かいんですが「キッチンがちょっと暗いかも」とプランナーの於保さんに言われてブラケットライトをつけたんです。手元が明るくて、お料理がぐっとやりやすくなりました。
キッチン左側壁のブラケットライトが「暮らし始めるまで気付かなかった便利ポイント」。
夫●洗面の壁のタイルも、こちらの要望より(タイル部分を)高くするよう提案されましたが、水はねを実感しているので、その通りにしてよかったですね。
洗面のタイル。リノベ当時も現在も変わらずキレイなまま。
夫●夫婦ともにほぼリモートワークになったので、家で仕事をするようになりました。
妻●リビングにあるデスクコーナーは当初私が使うつもりだったのですが、いまは夫の仕事場になっています。
私はダイニングテーブルにパソコンを出して、広々と使っています。
すっかりお仕事仕様になりました。
夫●リビングはたっぷり広さをとったから、それぞれに居場所がつくれるのがいいよね。僕は、天気のいいときは庭のウッドデッキで仕事をすることもあります。
―お庭でお仕事!うらやましい環境です…4年間で、植物もずいぶん成長したのでは。
夫●レモンとミモザは植えた当時から、かなり大きくなりましたよ。あとはブルーベリーとざくろ、あっちのツルはアケビとクレマチスかな?実のなるものは僕が、それ以外は妻が選ぶことが多いです。
お庭にはレモンが実っていました。おうちにいながらにしてリゾート気分!
妻●木があると、鳥がたくさん来てくれるのでさえずりに癒されます。春になると、ラベンダーの蜜を吸いにメジロが来たりしますね。
手前のミモザも随分大きく!春にはお花見も楽しめます。
―ウィークデイはお庭も含めた広々としたリビングで、ほどよい距離でお仕事をされているI様ご夫婦。お休みの日は家族3人で、リビングでジグソーパズルなどを楽しむのだそう。
後編では、リノベの先輩としてのアドバイスや、これからおうちでしたいことなどもお聞きしてみたいと思います。
(後編へ続く)
I様邸の事例詳細はこちら: No.601 光と風の通り道
当時のリノベの要望と、物件について
―中古物件を購入してリノベーションされましたが、まず物件探しのことをお聞かせください。夫●娘の小学校入学前に物件探しを始めました。お庭が欲しくて、最初は一戸建てを希望していたのですが…。
妻●学区を決めてエリア限定で探したので、なかなかいい物件が見つからなくて。それで、専用庭のあるマンションの1階も視野に入れて探しました。
―物件が見つかり、リノベーションにあたって希望されたことはなんでしたか?
妻●1階なので、寒さや湿気の解消は第一優先でした。内見した時にカビが生えているところもあって、「快適に住めるかな?」と不安で。クロゼットはウォークスルーにする、室内窓をつくるなど、風の通り道のある間取りを希望しました。
夫●リノベのイメージは雑誌などを参考にしました。具体的には、土間とウォークインクロゼットとパントリーを希望しました。雑誌に「リノベーションの新・三種の神器」と書いてあったのを見て。
妻●当時の「三種の神器」ですけどね(笑)。でも、つくってよかったです。
リノベーションの参考にする人も多い、I様邸の土間と室内窓(リノベ当時)。
夫●あとはやっぱり子ども部屋です!スペースが限られているので、ロフトベットにしたら友達が遊びに来たときに楽しそう、とイメージを絵に描いて、その通りにつくってもらいました。壁の色は妻が決めたはず。
妻●そうですね。でも、ちょっと挑戦しすぎたかな?
こだわりの造作ロフトベッド。オレンジとブラックの配色がモダン!
お気に入りポイントと、お手入れのこと
―「三種の神器」のほかに、つくってよかったポイントはほかにもありますか?妻●やはり寝室の室内窓はつくって大正解でした。寝室と子ども部屋の壁を珪藻土にしたのも。DIYで塗ったのですが、さらっとさわり心地がよくて。
寝室の珪藻土は一面をベージュに。中部屋ですがクロゼットを通ってリビングと土間にそれぞれ開口し、風の通り道はキープ
夫●リビングでは、壁のモルタルがデザイン的に気に入っています。あとはフローリング。スタイル工房の横浜ショールームで見た幅広のナラ無垢材にしたけど、やっぱり足触りが心地いい。
モルタルの塗り壁は陰影がキレイ。
無垢床もやや飴色をおびてきました。
―無垢材といえば、お手入れはどのようにされていますか?
妻●ふだんは掃除機をかけるくらいですね。(夫に)オイルは今年、塗ったっけ?
夫●年末の大掃除の時に塗りました。だいたい年一回くらい、オイルを布にしみこませて床になじませています。室内窓の木枠もついでにササッと。二、三日はペタペタするんですが、数日経つと馴染んでいい感じにツヤがでます。
妻●無垢材好きのお友達に教えてもらった「アルドボス」というオイルを使っています。
―スタイル工房からの提案で「採用してよかった」というところはありますか?
妻●細かいんですが「キッチンがちょっと暗いかも」とプランナーの於保さんに言われてブラケットライトをつけたんです。手元が明るくて、お料理がぐっとやりやすくなりました。
キッチン左側壁のブラケットライトが「暮らし始めるまで気付かなかった便利ポイント」。
夫●洗面の壁のタイルも、こちらの要望より(タイル部分を)高くするよう提案されましたが、水はねを実感しているので、その通りにしてよかったですね。
リノベ当時
現在
洗面のタイル。リノベ当時も現在も変わらずキレイなまま。
リノベーション後の変化は?
―リノベーションしたのはコロナ前でしたが、いままでの間におうちの使い道などは変わりましたか?夫●夫婦ともにほぼリモートワークになったので、家で仕事をするようになりました。
妻●リビングにあるデスクコーナーは当初私が使うつもりだったのですが、いまは夫の仕事場になっています。
私はダイニングテーブルにパソコンを出して、広々と使っています。
リノベ当時と
現在のデスクコーナー
すっかりお仕事仕様になりました。
夫●リビングはたっぷり広さをとったから、それぞれに居場所がつくれるのがいいよね。僕は、天気のいいときは庭のウッドデッキで仕事をすることもあります。
―お庭でお仕事!うらやましい環境です…4年間で、植物もずいぶん成長したのでは。
夫●レモンとミモザは植えた当時から、かなり大きくなりましたよ。あとはブルーベリーとざくろ、あっちのツルはアケビとクレマチスかな?実のなるものは僕が、それ以外は妻が選ぶことが多いです。
お庭にはレモンが実っていました。おうちにいながらにしてリゾート気分!
妻●木があると、鳥がたくさん来てくれるのでさえずりに癒されます。春になると、ラベンダーの蜜を吸いにメジロが来たりしますね。
リノベ当時
現在のお庭
手前のミモザも随分大きく!春にはお花見も楽しめます。
―ウィークデイはお庭も含めた広々としたリビングで、ほどよい距離でお仕事をされているI様ご夫婦。お休みの日は家族3人で、リビングでジグソーパズルなどを楽しむのだそう。
後編では、リノベの先輩としてのアドバイスや、これからおうちでしたいことなどもお聞きしてみたいと思います。
(後編へ続く)
I様邸の事例詳細はこちら: No.601 光と風の通り道