タイルリノベの新たな魅力!広い面積に使うとどうなる?
2019年6月16日(日)
リノベーションでお家をつくっていくなかで、もっとも楽しい過程のひとつに「素材選び」があるのではないでしょうか。なかでも、種類の多さと組み合わせの多彩さでワクワクするのは、断然タイル選び!リノベで初めて取り入れる人も多い憧れ素材でもあります。今回は、思いきって広い面積でタイルを採用したお家を集めてみました。少しでも十分カワイイタイルですが、広く使うと、一体どれほどの存在感をはなつのでしょうか・・・!?
ターキッシュインテリア・・・といえばタイルは王道!
最初は、やっぱり定番の水まわり、キッチンに採用した例。
お客様ご自身で購入されたトルコランプが映えるよう、キッチンカウンターをブルーのモザイクタイルで覆いました。
テーブルもカウンターに組み込まれて造作されたもの。
天板とタイルのフラットな収まりがキレイです。
収まりといえば、こちらのカウンター、角までタイルが切れずにきれいに貼られています。
何気なく見えますが、これは職人さんの技術のたまもの。
キッチン背面の壁も大きめの白いタイルに、お客様が購入したトルコのタイルを組み合わせました。
こちらも厚みの違うタイルをフラットに仕上げるため、下地の厚みで調整するという見えない工夫が隠れています。
広い面積で使うほど、後からずれやゆがみが出てくることも多いタイル。
それだけに、細かな部分まで職人技が必要になってくるのです。
上記事例詳細はこちらから
No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
大判なら、タイルそのものの素材感が楽しめる
同じ青いタイル、キッチンカウンターの全面貼りですが、タイルの大きさでこんなに表情が変わるという例を。
最初のお家のモザイクタイルとは違い、タイル自体の「面」が前面に出た仕上がりに。
ブルーの陰影が美しく、より重厚な雰囲気になりますね。
目地もタイルの質感を邪魔しない、濃いグレーを選んでいます。
アカシア床の個性的な木目とも似合っています。
そしてこちらも、角の収まりがとてもキレイ。
馬踏み目地という、列ごとに半分ずつタイルをずらす貼り方で貼られているこちらのカウンター。
カウンターの端にタイルの端と半分が互い違いに来るように、カウンターのサイズを作っているんです。
この美しさ、この収まりは造作だからこそ。
ココが端正に仕上げられていることで、タイルの質感を最大限にいかし、空間全体が上質なものになります。
上記事例詳細はこちらから
No.566 タイルの彩りを添えて、上質な時間を楽しむ。
撤去できない柱も、タイルでダイニングの主役に
壁で閉ざされていたキッチンをオープンにしたこちらのお家。
壁の大部分を撤去したものの、キッチンとダイニングの間のパイプスペースの柱は取り除くことができませんでした。
どうしても取り除けない壁や柱が出てしまうのは、リノベにはよくあること。
こちらのお家は、タイルを貼って空間のアクセントにしました。
キッチン壁にも同じタイルを使って統一感をだしています。
落ち着いたベージュとグレーのグラデーション、横幅の形が高級感ある空間に。
「仕方がなくそうした」のではなく、タイルの存在感で、あえて作った柱のように見せてくれています。
上記事例詳細はこちらから
No.163 自分たちの「好き」をカタチにした住まい
光を反射するモザイクタイルなら、空間がぱっと華やぐ
こちらもセミオープンで、対面式にしたキッチン。
このように、調理の匂いや熱が気になるコンロの前にだけ壁を立ち上げる・・・キッチンリノベではポピュラーなプランです。
ではその壁をどうする?ということで、こちらのお家は全面にモザイクタイルを貼りました。
キラキラと光を反射するタイルは、ホワイトベージュ基調の落ち着いた色味ながら、お部屋をぱっと明るくしてくれます。
モザイクガラスを貼ったペンダントライトも、まるでお揃いのように調和して、華やかなLDKになりました。
上記事例詳細はこちらから
No.532 吹抜けからうまれた開放感と光に満ちた暮し
流行のサブウェイタイルをリビングにポイントづかい
こちらは流行中というか、もはや定番のサブウェイタイル。
ニューヨークの地下鉄で使われていたことから。この名がついたシンプルなタイル。
もともとの用途通り、壁に貼ってもクセがなく、すっきりとした空間になるのが特徴です。
スタディコーナーのクロスに合わせて、目地はグレー。
隣の黒い壁は黒板塗装です。
こういった男前素材との相性は抜群ですね。
シンプルですが、目地のラインがシャープで、実用美とでも言うべきカッコよさがあります。
上記事例詳細はこちらから
No.509 部分リノベで理想のデザインと素材感を実現
カーブした床にタイル。まるで海外の邸宅
続いては、マンションの中に作ったライブラリーコーナー。
壁を丸く作ってタイルを敷いたら、海外の邸宅のテラスのような雰囲気に。
大判のフロアタイルに、ターコイズブルーのモザイクタイルで縁取りしたデザインもヨーロッパの趣。
カーブした床にもキレイに沿ってタイルが貼られているのが分かります。
マンションの一室とはとても思えませんね。
こちらのお家は、造作したリビング収納の背面にもタイルをあしらいました。
クロスを貼るよりも予算はかかりますが、その効果は絶大。
ヘリンボーンの個性的な床にも負けていません。
クロスでは出せない重厚さがあふれる空間。
さりげないながらも、オリジナルでぜいたくなリビングができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.407 2戸を1戸に!2DKと子供室をゆるやかにつなぐライブラリー
フルオーダーメイドでここまで!世界にひとつのバスルーム
最後は、お一人暮らしのマンションリノベ。
「お風呂にはこだわりたい」と在来工法でタイルのバスルームを作ってしまいました。
ユニットバスが大多数の浴室リノベで、ここまでタイルを贅沢に使って造作するのは珍しい例かもしれません。
しかも、壁を設けず玄関のすぐ横に浴槽、という大胆な発想。
もとは3LDKの間取りをワンルームにし、玄関土間から趣味室、LDK、ベッドコーナーと再構築したこちらのお家。
細かいところまで、とことん自分らしい暮らしやすさとこだわりを追求しているのが特徴です。
一見奇抜に思える間取りでも、お客様の生活スタイルと好みに寄り添って、考え尽くされたプランです。
細かいタイルを幾何学的に組み合わせたバスルームは世界で唯一で、とても贅沢な空間。
ここでゆったりと自分を癒すバスタイム…想像しただけで羨ましすぎます。
上記事例詳細はこちらから
No.332 おもいきり趣味を楽しむ住まい
まとめ
いくつかのお家で「収まり」について触れましたが、タイルの見た目は、この仕上がりがとても肝心です。最近はDIYでも扱い易いシート状の商品がたくさんあり、水まわりなどのポイントづかいに挑戦してみるのもいいですね。しかし、今回の例のような広い面積に貼る場合は、難易度がケタ違いに上がります。完成後の耐久性やお掃除のしやすさも考慮して、プロの職人に任せる方が後悔が少ないはず。
ターキッシュインテリア・・・といえばタイルは王道!
最初は、やっぱり定番の水まわり、キッチンに採用した例。
お客様ご自身で購入されたトルコランプが映えるよう、キッチンカウンターをブルーのモザイクタイルで覆いました。
テーブルもカウンターに組み込まれて造作されたもの。
天板とタイルのフラットな収まりがキレイです。
収まりといえば、こちらのカウンター、角までタイルが切れずにきれいに貼られています。
何気なく見えますが、これは職人さんの技術のたまもの。
キッチン背面の壁も大きめの白いタイルに、お客様が購入したトルコのタイルを組み合わせました。
こちらも厚みの違うタイルをフラットに仕上げるため、下地の厚みで調整するという見えない工夫が隠れています。
広い面積で使うほど、後からずれやゆがみが出てくることも多いタイル。
それだけに、細かな部分まで職人技が必要になってくるのです。
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No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
大判なら、タイルそのものの素材感が楽しめる
同じ青いタイル、キッチンカウンターの全面貼りですが、タイルの大きさでこんなに表情が変わるという例を。
最初のお家のモザイクタイルとは違い、タイル自体の「面」が前面に出た仕上がりに。
ブルーの陰影が美しく、より重厚な雰囲気になりますね。
目地もタイルの質感を邪魔しない、濃いグレーを選んでいます。
アカシア床の個性的な木目とも似合っています。
そしてこちらも、角の収まりがとてもキレイ。
馬踏み目地という、列ごとに半分ずつタイルをずらす貼り方で貼られているこちらのカウンター。
カウンターの端にタイルの端と半分が互い違いに来るように、カウンターのサイズを作っているんです。
この美しさ、この収まりは造作だからこそ。
ココが端正に仕上げられていることで、タイルの質感を最大限にいかし、空間全体が上質なものになります。
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No.566 タイルの彩りを添えて、上質な時間を楽しむ。
撤去できない柱も、タイルでダイニングの主役に
壁で閉ざされていたキッチンをオープンにしたこちらのお家。
壁の大部分を撤去したものの、キッチンとダイニングの間のパイプスペースの柱は取り除くことができませんでした。
どうしても取り除けない壁や柱が出てしまうのは、リノベにはよくあること。
こちらのお家は、タイルを貼って空間のアクセントにしました。
キッチン壁にも同じタイルを使って統一感をだしています。
落ち着いたベージュとグレーのグラデーション、横幅の形が高級感ある空間に。
「仕方がなくそうした」のではなく、タイルの存在感で、あえて作った柱のように見せてくれています。
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No.163 自分たちの「好き」をカタチにした住まい
光を反射するモザイクタイルなら、空間がぱっと華やぐ
こちらもセミオープンで、対面式にしたキッチン。
このように、調理の匂いや熱が気になるコンロの前にだけ壁を立ち上げる・・・キッチンリノベではポピュラーなプランです。
ではその壁をどうする?ということで、こちらのお家は全面にモザイクタイルを貼りました。
キラキラと光を反射するタイルは、ホワイトベージュ基調の落ち着いた色味ながら、お部屋をぱっと明るくしてくれます。
モザイクガラスを貼ったペンダントライトも、まるでお揃いのように調和して、華やかなLDKになりました。
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No.532 吹抜けからうまれた開放感と光に満ちた暮し
流行のサブウェイタイルをリビングにポイントづかい
こちらは流行中というか、もはや定番のサブウェイタイル。
ニューヨークの地下鉄で使われていたことから。この名がついたシンプルなタイル。
もともとの用途通り、壁に貼ってもクセがなく、すっきりとした空間になるのが特徴です。
スタディコーナーのクロスに合わせて、目地はグレー。
隣の黒い壁は黒板塗装です。
こういった男前素材との相性は抜群ですね。
シンプルですが、目地のラインがシャープで、実用美とでも言うべきカッコよさがあります。
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No.509 部分リノベで理想のデザインと素材感を実現
カーブした床にタイル。まるで海外の邸宅
続いては、マンションの中に作ったライブラリーコーナー。
壁を丸く作ってタイルを敷いたら、海外の邸宅のテラスのような雰囲気に。
大判のフロアタイルに、ターコイズブルーのモザイクタイルで縁取りしたデザインもヨーロッパの趣。
カーブした床にもキレイに沿ってタイルが貼られているのが分かります。
マンションの一室とはとても思えませんね。
こちらのお家は、造作したリビング収納の背面にもタイルをあしらいました。
クロスを貼るよりも予算はかかりますが、その効果は絶大。
ヘリンボーンの個性的な床にも負けていません。
クロスでは出せない重厚さがあふれる空間。
さりげないながらも、オリジナルでぜいたくなリビングができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.407 2戸を1戸に!2DKと子供室をゆるやかにつなぐライブラリー
フルオーダーメイドでここまで!世界にひとつのバスルーム
最後は、お一人暮らしのマンションリノベ。
「お風呂にはこだわりたい」と在来工法でタイルのバスルームを作ってしまいました。
ユニットバスが大多数の浴室リノベで、ここまでタイルを贅沢に使って造作するのは珍しい例かもしれません。
しかも、壁を設けず玄関のすぐ横に浴槽、という大胆な発想。
もとは3LDKの間取りをワンルームにし、玄関土間から趣味室、LDK、ベッドコーナーと再構築したこちらのお家。
細かいところまで、とことん自分らしい暮らしやすさとこだわりを追求しているのが特徴です。
一見奇抜に思える間取りでも、お客様の生活スタイルと好みに寄り添って、考え尽くされたプランです。
細かいタイルを幾何学的に組み合わせたバスルームは世界で唯一で、とても贅沢な空間。
ここでゆったりと自分を癒すバスタイム…想像しただけで羨ましすぎます。
上記事例詳細はこちらから
No.332 おもいきり趣味を楽しむ住まい
まとめ
いくつかのお家で「収まり」について触れましたが、タイルの見た目は、この仕上がりがとても肝心です。最近はDIYでも扱い易いシート状の商品がたくさんあり、水まわりなどのポイントづかいに挑戦してみるのもいいですね。しかし、今回の例のような広い面積に貼る場合は、難易度がケタ違いに上がります。完成後の耐久性やお掃除のしやすさも考慮して、プロの職人に任せる方が後悔が少ないはず。