「勾配天井」で、空間に広がりと変化を効かせる!
2018年3月11日(日)
斜めになった天井のことを勾配天井といいます。本来、天井を平らに貼るところを屋根の形のままに残すことで、高さが出て開放感が生まれます。構造を支える梁を見せることで、インテリアのアクセントにも。勾配天井をうまく効かせた実例を集めてみました。
赴任前に新築で購入したお家を住みやすくリノベすることにしました。
LDKは2階に移し、間仕切り壁や収納を撤去して広々としたワンルームに。
勾配天井の部分のみ濃いブラウンに塗装し、空間を立体的に演出しています。
奥はご主人の希望で設けた小上がりの畳スペース。
ロフトへは、以前は収納はしごで上り下しており危険だったため、本棚も兼ねた箱階段に。
通風も兼ねた天井付近の小窓がとっても楽しげですね。
(No.573 キッチンからはじまる家族の時間)
築45年が経過し、耐震診断と耐震補強も行いました。
リビング部分のみ勾配天井で、ダイニングとキッチンの上部はロフトになっています。
梁はそのまま見せて天井はラーチ材貼りに。木の温もりをたっぷりと感じられる空間になりました。
高さがあるため、シーリングファンを設けても圧迫感がありません。
高い位置に設けた横長のスリット窓で、ご近所からの視線を避けつつ光が入るように配慮しています。
(No.241 古いお家を思いきり楽しむ。光あふれる元気な住まい)
二世帯住宅の2階、子世帯のリビングです。
壁や天井はすべて白にし、床の無垢材も白系の塗装で仕上げ、モダンな雰囲気に一新しました。
リビングの壁は一部を石貼りにして空間のアクセントに。
圧迫感のあったロフトはなくして小屋裏収納を広げました。
1階玄関につながる階段は、スチールの手摺りで軽やかなデザインです。
お子さんが小さいため、転落防止用のネットを取りつけています。
(No.243 みんなでお家に帰ろう!)
これは、大好きなアンティークの家具が似合う部屋にしたいというご希望によるもの。
そこで、床材は素材感が魅力のナラの無垢材に。
木目を活かすため、クリアオイルで塗装しました。
壁は漆喰の塗り壁、梁はあえて塗り跡を残し、手作業の温もりが感じられる仕上げにしています。
建具もアンティークのものをオーナーさん自らが選んで購入、設置しました。
(No.272 ふたりで楽しく・・・手作り感満載のいえ)
1階と2階合わせて延床20坪弱という限られた空間を、家族4人で広々と快適に暮らせるようリノベしました。
1階にあったLDKは、日当たりがよく明るい2階に移動。
天井高を活かしたロフトも設け、縦の広がりを持たせました。
キッチンからは隣の寝室でもある畳コーナーを含め、2階の空間すべてを見渡すことができます。
天井は開けて家族の図書室、子どものプレイルーム、収納と多目的に活用できるロフトに。
子どもたちの安全を考えて、ロフトに上がる階段にはアイアンの手すりも設けました。
(No.351 家族のくらしをより楽しく豊かにするとっておきの家)
老朽化対策や耐震補強を行いながら、もともとの建物のもつ味わいを壊さないようリノベしました。
1階のリビングの天井を開けて、出てきた梁を塗装し、そのまま見せています。
独立していた階段室は、壁をなくしてリビングと一体化。
右方向に延びていた下2段分の向きをまっすぐに変え、より使いやすく。
踏板をタモ材、蹴込みはシナベニアに張り替え、木の温もりを保ちつつも明るい印象に刷新しました。
>お庭をのぞむ大きなガラスの入った建具は、オーナーさんのお気に入りだったのでそのまま残したそう。
窓を複層ガラスにする代わりに床に断熱材をプラスし、暮らしやすく快適な住空間に。
(No.257 風と緑と光と 2人でつくるスローライフ)
たとえば築15年のこちらのお家。
和室と洋室の2部屋に分かれていた2階部分の仕切りをなくしてLDKにしました。
壁を撤去した分は筋交いで補強。柱と筋交いは濃茶で塗装し、そのまま見せています。
キッチンの天井は開けて、小屋裏を利用した吹き抜けに。
小屋裏から出てきた梁も濃茶に塗装し、空間のアクセントにしています。
天井高を利用して下げたペンダントライトが、団らんの雰囲気を演出します。
(No.217 どこか懐かしさを感じる住まいに)
1階から2階に移したリビングの天井を上げて
10数年ぶりに海外赴任から戻ってきたご家族。赴任前に新築で購入したお家を住みやすくリノベすることにしました。
LDKは2階に移し、間仕切り壁や収納を撤去して広々としたワンルームに。
勾配天井の部分のみ濃いブラウンに塗装し、空間を立体的に演出しています。
奥はご主人の希望で設けた小上がりの畳スペース。
ロフトへは、以前は収納はしごで上り下しており危険だったため、本棚も兼ねた箱階段に。
通風も兼ねた天井付近の小窓がとっても楽しげですね。
(No.573 キッチンからはじまる家族の時間)
勾配天井を板張りにして味わい深く
続いてもLDKを2階に移動したお家。築45年が経過し、耐震診断と耐震補強も行いました。
リビング部分のみ勾配天井で、ダイニングとキッチンの上部はロフトになっています。
梁はそのまま見せて天井はラーチ材貼りに。木の温もりをたっぷりと感じられる空間になりました。
高さがあるため、シーリングファンを設けても圧迫感がありません。
高い位置に設けた横長のスリット窓で、ご近所からの視線を避けつつ光が入るように配慮しています。
(No.241 古いお家を思いきり楽しむ。光あふれる元気な住まい)
天井を白くすればモダンな印象に
「勾配天井って、どうしても山小屋やログハウスのイメージ」という方には、こんなお家はいかがでしょう。二世帯住宅の2階、子世帯のリビングです。
壁や天井はすべて白にし、床の無垢材も白系の塗装で仕上げ、モダンな雰囲気に一新しました。
リビングの壁は一部を石貼りにして空間のアクセントに。
圧迫感のあったロフトはなくして小屋裏収納を広げました。
1階玄関につながる階段は、スチールの手摺りで軽やかなデザインです。
お子さんが小さいため、転落防止用のネットを取りつけています。
(No.243 みんなでお家に帰ろう!)
白+アンティークでシャビ―な味わい
こちらも白い勾配天井ですが、先ほどのお家よりもナチュラルなイメージ。これは、大好きなアンティークの家具が似合う部屋にしたいというご希望によるもの。
そこで、床材は素材感が魅力のナラの無垢材に。
木目を活かすため、クリアオイルで塗装しました。
壁は漆喰の塗り壁、梁はあえて塗り跡を残し、手作業の温もりが感じられる仕上げにしています。
建具もアンティークのものをオーナーさん自らが選んで購入、設置しました。
(No.272 ふたりで楽しく・・・手作り感満載のいえ)
コンパクトなお家でも勾配天井で広々
築20年の中古住宅を購入したご家族。1階と2階合わせて延床20坪弱という限られた空間を、家族4人で広々と快適に暮らせるようリノベしました。
1階にあったLDKは、日当たりがよく明るい2階に移動。
天井高を活かしたロフトも設け、縦の広がりを持たせました。
キッチンからは隣の寝室でもある畳コーナーを含め、2階の空間すべてを見渡すことができます。
天井は開けて家族の図書室、子どものプレイルーム、収納と多目的に活用できるロフトに。
子どもたちの安全を考えて、ロフトに上がる階段にはアイアンの手すりも設けました。
(No.351 家族のくらしをより楽しく豊かにするとっておきの家)
築48年の和の趣をいかした住まいに
レトロな雰囲気が気に入って築48年の中古住宅を購入したご家族。老朽化対策や耐震補強を行いながら、もともとの建物のもつ味わいを壊さないようリノベしました。
1階のリビングの天井を開けて、出てきた梁を塗装し、そのまま見せています。
独立していた階段室は、壁をなくしてリビングと一体化。
右方向に延びていた下2段分の向きをまっすぐに変え、より使いやすく。
踏板をタモ材、蹴込みはシナベニアに張り替え、木の温もりを保ちつつも明るい印象に刷新しました。
>お庭をのぞむ大きなガラスの入った建具は、オーナーさんのお気に入りだったのでそのまま残したそう。
窓を複層ガラスにする代わりに床に断熱材をプラスし、暮らしやすく快適な住空間に。
(No.257 風と緑と光と 2人でつくるスローライフ)
一部分だけ勾配天井にすることも
LDKなど空間全体を勾配天井にするのは抵抗がある場合は、一部だけでも効果的です。たとえば築15年のこちらのお家。
和室と洋室の2部屋に分かれていた2階部分の仕切りをなくしてLDKにしました。
壁を撤去した分は筋交いで補強。柱と筋交いは濃茶で塗装し、そのまま見せています。
キッチンの天井は開けて、小屋裏を利用した吹き抜けに。
小屋裏から出てきた梁も濃茶に塗装し、空間のアクセントにしています。
天井高を利用して下げたペンダントライトが、団らんの雰囲気を演出します。
(No.217 どこか懐かしさを感じる住まいに)