リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 〜「学校」のイメージが、子どもたちの絵でさらにいきいきと K様邸(後編)〜
2021年2月7日(日)
今回の「OB訪問」は2011年に中古マンションを購入し、リノベーションされたK様のおうち。3人だった家族が5人に増えて、家での過ごし方や空間の使い方にどんな変化が生まれたのでしょうか?前編に続き、Q&A形式でお届けします。
リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 〜「学校」のイメージが、子どもたちの絵でさらにいきいきと K様邸(前編)〜
おうちづくりを決意した当時のこと
―そういえば、K様がリノベーションされたのは2011年ですね。東日本大震災があったときは、もうリノベーションは決まっていたのですか?
ご主人●探し始めてはいました。前年の12月に僕が海外赴任から戻って、家族が一緒に暮らせるようになったから、家が欲しいねという話になって。
おく様●色々調べたり、会社を探したりというタイミングに震災があって…正直、このタイミングでいいのかなと、迷いはありました。
ご主人●もともとは「中古マンションを買ってリノベーション」というところすら決めていなかったよね。僕は戸建てがいいなと思っていたので、新築の建売住宅なども視野に入れていました。
おく様●私は最初からリノベーション派でした。元の建物をいかしながら、自分好みに変えるって素敵だなって。でも、戸建てかマンションかだと、やっぱり戸建てかな、と。中古マンションって、どう選べばいいか見当もつかなかったんです。
―そこで、中古物件探しから一緒にできるスタイル工房を訪ねられたんですね!
ご主人●はい。色々お話を聞くうちに、どんどん楽しくなってしまって…。
おく様●担当の方とお話して「こんな前向きな人いるの?!」と衝撃を受けたんです。様々な暮らしや家のお話しながら一緒に家探しするうちに、行くのが楽しみになっていました。
ご主人●だから、ある意味スタイル工房さんのおかげで、迷いがふっきれたといえるのかもしれません。
―実際に工事が始まったのは夏前ですが、震災の影響はありましたか?
おく様●やはり手配の難しい設備などがありました。ウチだと、トイレがなかなか入ってこなかったり…。
ご主人●当時は大変なこともありましたが、やっぱり家族でお気に入りの家に暮らせている「いま」がある。あの時決めてよかったです。
ラグを外した以外はほとんど変わらないリビング。
ご友人から新居のお祝いにプレゼントされたウンベラータが大きくなっていました!
後悔したところ、そしてお掃除は…?
―OB取材では必ずお聞きする質問なのですが、ココはこうしておけばよかった!というポイントはありますか?
おく様●え~っと…(沈黙)。あれ?ないかもしれません。
ご主人●たしかに。しいて言うならば、キッチンとダイニングに床暖房を入れたのですが、「こんなにあったかくて快適なんだ!」と知ってしまったがゆえに、リビングドアより向こう側にも入れておけばよかった、というのが後悔したポイントですかね。
おく様●あとは、洗面室も迷ったすえに洗面ボウルをふたつにして正解だったし、家族が増えたいま「やっといてよかった」と実感したところは多いものの、後悔は本当にないです。
家族が増えてさらに重宝したWボウル。鏡の横にはお手製の、手洗いうがい励行ポスターが。
―オークの無垢床など、普段のお手入れはどのようにされていますか。
おく様●普段は掃除機をざっとかけるくらいですね。
ご主人●ワックスなども、10年間一度もかけてないですね。
おく様●子どもが傷つけても、「味になる」と思ってあまり気にしてないです。そこも無垢材の良さですよね。
赤ちゃんの足にも優しいオーク無垢の床。
キズが思い出となっていくところも、古い学校のようです。
中古リノベは、物件探しからイメージ共有を
―それでは最後に、これからリノベーションする人にアドバイスをお願いできますでしょうか。
ご主人●うちの場合は、中古物件探しがとても大事だったと思っています。購入前からリノベーション業者や不動産会社とイメージのすり合わせができることで、叶えたいリノベーションに一気に近づきます。
おく様●今のおうちを内見したときに、窓から光が差し込んで、街路樹の緑が見えたんです。そのとき「ココだ」ってリノベーションのイメージもふくらみました。
ご主人●リノベーションに限っていえば、ゆとりを持っておくこと、でしょうか。さっき話にでた洗面ボウルや、土間もそうですが、スペースが少し余るくらいのイメージでリノベーションする。フレキシブルに使える空間や余裕をつくっておくのがいいと思います。
おく様●そのおかげで、3人家族から5人家族に増えたいまも快適に暮らせています。
リノベーション直後は小さかったお嬢さんも、ふたりのお姉ちゃんになりました。
―家族が増えても楽しく、ゆとりをもって暮らす。リノベーションから10年経ったいまも、それが実現できているKさんご家族の暮らしは、ぜひお手本にしたいですね。ちなみにゆくゆくは今の寝室を子ども部屋に、図書スペースを閉じて寝室にするのもいいな、とさらに夢がふくらんでいるそうです。
→このお家の施工事例はこちらから
リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 〜「学校」のイメージが、子どもたちの絵でさらにいきいきと K様邸(前編)〜
おうちづくりを決意した当時のこと
―そういえば、K様がリノベーションされたのは2011年ですね。東日本大震災があったときは、もうリノベーションは決まっていたのですか?
ご主人●探し始めてはいました。前年の12月に僕が海外赴任から戻って、家族が一緒に暮らせるようになったから、家が欲しいねという話になって。
おく様●色々調べたり、会社を探したりというタイミングに震災があって…正直、このタイミングでいいのかなと、迷いはありました。
ご主人●もともとは「中古マンションを買ってリノベーション」というところすら決めていなかったよね。僕は戸建てがいいなと思っていたので、新築の建売住宅なども視野に入れていました。
おく様●私は最初からリノベーション派でした。元の建物をいかしながら、自分好みに変えるって素敵だなって。でも、戸建てかマンションかだと、やっぱり戸建てかな、と。中古マンションって、どう選べばいいか見当もつかなかったんです。
―そこで、中古物件探しから一緒にできるスタイル工房を訪ねられたんですね!
ご主人●はい。色々お話を聞くうちに、どんどん楽しくなってしまって…。
おく様●担当の方とお話して「こんな前向きな人いるの?!」と衝撃を受けたんです。様々な暮らしや家のお話しながら一緒に家探しするうちに、行くのが楽しみになっていました。
ご主人●だから、ある意味スタイル工房さんのおかげで、迷いがふっきれたといえるのかもしれません。
―実際に工事が始まったのは夏前ですが、震災の影響はありましたか?
おく様●やはり手配の難しい設備などがありました。ウチだと、トイレがなかなか入ってこなかったり…。
ご主人●当時は大変なこともありましたが、やっぱり家族でお気に入りの家に暮らせている「いま」がある。あの時決めてよかったです。
ラグを外した以外はほとんど変わらないリビング。
ご友人から新居のお祝いにプレゼントされたウンベラータが大きくなっていました!
後悔したところ、そしてお掃除は…?
―OB取材では必ずお聞きする質問なのですが、ココはこうしておけばよかった!というポイントはありますか?
おく様●え~っと…(沈黙)。あれ?ないかもしれません。
ご主人●たしかに。しいて言うならば、キッチンとダイニングに床暖房を入れたのですが、「こんなにあったかくて快適なんだ!」と知ってしまったがゆえに、リビングドアより向こう側にも入れておけばよかった、というのが後悔したポイントですかね。
おく様●あとは、洗面室も迷ったすえに洗面ボウルをふたつにして正解だったし、家族が増えたいま「やっといてよかった」と実感したところは多いものの、後悔は本当にないです。
家族が増えてさらに重宝したWボウル。鏡の横にはお手製の、手洗いうがい励行ポスターが。
―オークの無垢床など、普段のお手入れはどのようにされていますか。
おく様●普段は掃除機をざっとかけるくらいですね。
ご主人●ワックスなども、10年間一度もかけてないですね。
おく様●子どもが傷つけても、「味になる」と思ってあまり気にしてないです。そこも無垢材の良さですよね。
赤ちゃんの足にも優しいオーク無垢の床。
キズが思い出となっていくところも、古い学校のようです。
中古リノベは、物件探しからイメージ共有を
―それでは最後に、これからリノベーションする人にアドバイスをお願いできますでしょうか。
ご主人●うちの場合は、中古物件探しがとても大事だったと思っています。購入前からリノベーション業者や不動産会社とイメージのすり合わせができることで、叶えたいリノベーションに一気に近づきます。
おく様●今のおうちを内見したときに、窓から光が差し込んで、街路樹の緑が見えたんです。そのとき「ココだ」ってリノベーションのイメージもふくらみました。
ご主人●リノベーションに限っていえば、ゆとりを持っておくこと、でしょうか。さっき話にでた洗面ボウルや、土間もそうですが、スペースが少し余るくらいのイメージでリノベーションする。フレキシブルに使える空間や余裕をつくっておくのがいいと思います。
おく様●そのおかげで、3人家族から5人家族に増えたいまも快適に暮らせています。
リノベーション直後は小さかったお嬢さんも、ふたりのお姉ちゃんになりました。
―家族が増えても楽しく、ゆとりをもって暮らす。リノベーションから10年経ったいまも、それが実現できているKさんご家族の暮らしは、ぜひお手本にしたいですね。ちなみにゆくゆくは今の寝室を子ども部屋に、図書スペースを閉じて寝室にするのもいいな、とさらに夢がふくらんでいるそうです。
→このお家の施工事例はこちらから