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リノベのコトバ(ペレットストーブ)

2022年12月27日(火)
リノベのコトバ|ペレットストーブ

リノベのコトバ|ペレットストーブ 青いペレットストーブリノベのコトバ|ペレットストーブ 戸建リノベーション リビングに置かれた青いペレットストーブ

寒くなってきて、「暖房器具を出した」という方も多いのでないでしょうか。今回は、エコな暖房として注目されている「ペレットストーブ」について解説します。
 

ペレットってなに?どうやってできているの?

材木を育てる過程で出てくる間伐材や、製材工場などから発生する樹皮、のこ屑、端材など、製材にならない木を細かく砕き、直径6~8mm、長さ5~40mmの円筒形に圧縮したのがペレットです。
ペレットを燃料とした暖房器具がペレットストーブで、新築のおうちやリノベーションで設置する人が増えています。
 

ペレットはなぜ「エコな燃料」といわれているの?

間伐材を有効活用することで、森林の再生の手助けとなります。
また、化石燃料などを燃やすと大気中の二酸化炭素を増加させますが、木質ペレットを燃やす時に出る二酸化炭素は、樹木が成長する時に吸収した二酸化炭素だけです。
燃焼で排出される二酸化炭素と、森林の成長によって吸収される二酸化炭素の量の均衡が保たれることで、カーボンニュートラルを実現する燃料とされています。
カーボンニュートラルについては、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と政府が目標を掲げています。そのため、ペレットストーブの設置に助成金を出している自治体もあります。
 

ペレットストーブ、わが家にも設置できる?

ペレットストーブは煙がほとんど出ないため、薪ストーブよりも都市部での利用に適しているといわれています。
着火と消火の時に少し白煙が出るものの、通常運転時には煙は見えなくなり、臭いも化学燃料より刺激が少ないという特長があります。
設置については、屋外につながる排気筒が必要になるものの、薪ストーブほどの大規模な煙突は必要ありません。
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