内装はどんなデザインにする?インテリアテイスト別に事例をご紹介
2023年2月12日(日)
リノベーションで打合せをするときに、よく出てくるのがインテリアのデザインテイストの話。「〇〇テイストのお部屋」というふうに表現され、「シンプルモダン」や「北欧」、「和風」などがポピュラーではないでしょうか。同じカテゴリーでも、流行や時代の価値観を取り入れて進化しているインテリアデザイン。テイスト別に人気の事例を集めてみました。
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目次
少し前までは床は大理石やタイルが主流でしたが、無垢の床を合わせると居心地のよさを感じさせる空間に。
例えばこちらのコープラティブハウスのリノベーション事例。
シンプルさと居心地のよさが共存したデザインは、北欧モダンスタイルに近いかもしれません。
らせん階段はホワイトに塗装し、空間を明るく、シンプルに。
一段下がったキッチンの床には、お掃除のしやすいグレーのフロアタイルを貼りました。
コンクリート打ち放しの壁は、グラスペイントでニュアンスのあるホワイトに。
真っ白ではないため、オークのフローリングとも相性がよく、冷たい印象を与えません。
この写真の事例詳細はこちら:No.836 coat
ご実家を受け継いで住むことになったご家族。
1階にあったLDKを2階に移動し、家族5人が暮らしやすい間取りにフルリノベーションしました。
無垢材の床や現しの梁、室内窓の窓枠など、木をふんだんに使ったナチュラルテイストのリビング。
木のほかは、パントリー入り口のアール垂れ壁や照明などで、曲線を取り入れた優しい空間が特徴です。
ナチュラルといっても甘すぎないのは、キッチンカウンターにモルタル風の塗料を採用しているから。
このように、どこかに無骨な素材感を感じさせるものをプラスすることで、こなれた雰囲気になります。
この写真の事例詳細はこちら:No.794 光あふれる暮しに Switch
木とホワイトを基調に、自然をうつし取ったようなカラーを取り入れるのが北欧風。
こちらのおうちは、Yチェアなど、家具も北欧プロダクトのものを合わせました。
ビビッドな赤やイエローを合わせる北欧風もありますが、ブルーグレーの優しい色合いもステキですね。
冬の長い北欧で培われた、居心地よく暮らす知恵とセンスが詰まった空間です。
この写真の事例詳細はこちら:No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」
既存の内装はすべて取り払い、約45㎡のワンルームを思いきり自分好みにしたおうちです。
天井はコンクリートを現し、照明やトグルスイッチに至るまで、こだわり抜いた空間です。
リビングの一角、壁にレンガタイルを、天井には古材を貼ったオーディオコーナー。
「インダストリアル」とは、「工業的」という意味。
工場や倉庫のような武骨でカッコいい空間が特徴で、外装用の建材なども取り入れて荒々しい素材感を楽しみます。
この写真の事例詳細はこちら:No.767 rough & tough ~Inspired by 632~
希望エリアに見つけたのはマンションでしたが、自ら選んだ本物の古建具を取り入れてリノベーションしました。
空間の使い方に加え、建具やクロスで、まるで古い日本家屋の廊下のような雰囲気を演出。
昭和レトロな水まわりや、竹を編んだような天井クロスでも、和の趣を上手く取り入れています。
この写真の事例詳細はこちら:No.735 マンションで憧れの古民家に住む
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目次
- シンプルモダン|硬質な素材感にぬくもりをプラスして
- ナチュラル|ほんの少し無骨さを加えて洗練された印象に
- 北欧|ブルーグレーを差し色に、北欧家具が馴染む空間に
- インダストリアル|足場板やレンガで『THEかっこいい家』/a>
- 和×アンティーク|マンションでも古建具で古民家風に
- まとめ
シンプルモダン|硬質な素材感にぬくもりをプラスして
築22年のコーポラティブハウスを購入&リノベ
アイアンやガラスなど硬質で透明感のある素材と、白をメインにした無彩色が特徴のシンプルモダン。少し前までは床は大理石やタイルが主流でしたが、無垢の床を合わせると居心地のよさを感じさせる空間に。
例えばこちらのコープラティブハウスのリノベーション事例。
シンプルさと居心地のよさが共存したデザインは、北欧モダンスタイルに近いかもしれません。
らせん階段はホワイトに塗装し、空間を明るく、シンプルに。
一段下がったキッチンの床には、お掃除のしやすいグレーのフロアタイルを貼りました。
コンクリート打ち放しの壁は、グラスペイントでニュアンスのあるホワイトに。
真っ白ではないため、オークのフローリングとも相性がよく、冷たい印象を与えません。
この写真の事例詳細はこちら:No.836 coat
ナチュラル|ほんの少し無骨さを加えて洗練された印象に
築27年のご実家を受け継いで5人家族が住みやすく
ご実家を受け継いで住むことになったご家族。
1階にあったLDKを2階に移動し、家族5人が暮らしやすい間取りにフルリノベーションしました。
無垢材の床や現しの梁、室内窓の窓枠など、木をふんだんに使ったナチュラルテイストのリビング。
木のほかは、パントリー入り口のアール垂れ壁や照明などで、曲線を取り入れた優しい空間が特徴です。
ナチュラルといっても甘すぎないのは、キッチンカウンターにモルタル風の塗料を採用しているから。
このように、どこかに無骨な素材感を感じさせるものをプラスすることで、こなれた雰囲気になります。
この写真の事例詳細はこちら:No.794 光あふれる暮しに Switch
北欧|ブルーグレーを差し色に、北欧家具が馴染む空間に
18年住んだマンションをこれからも暮らしやすく
木とホワイトを基調に、自然をうつし取ったようなカラーを取り入れるのが北欧風。
こちらのおうちは、Yチェアなど、家具も北欧プロダクトのものを合わせました。
ビビッドな赤やイエローを合わせる北欧風もありますが、ブルーグレーの優しい色合いもステキですね。
冬の長い北欧で培われた、居心地よく暮らす知恵とセンスが詰まった空間です。
この写真の事例詳細はこちら:No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」
インダストリアル|足場板やレンガで『THEかっこいい家』
築49年のヴィンテージマンションを購入&リノベ
既存の内装はすべて取り払い、約45㎡のワンルームを思いきり自分好みにしたおうちです。
天井はコンクリートを現し、照明やトグルスイッチに至るまで、こだわり抜いた空間です。
リビングの一角、壁にレンガタイルを、天井には古材を貼ったオーディオコーナー。
「インダストリアル」とは、「工業的」という意味。
工場や倉庫のような武骨でカッコいい空間が特徴で、外装用の建材なども取り入れて荒々しい素材感を楽しみます。
この写真の事例詳細はこちら:No.767 rough & tough ~Inspired by 632~
和×アンティーク|マンションでも古建具で古民家風に
憧れの古民家リノベを購入したマンションで
古民家が好きで、古いおうちの味わいを生かしてリノベしたいと中古戸建てを探していたお客様。希望エリアに見つけたのはマンションでしたが、自ら選んだ本物の古建具を取り入れてリノベーションしました。
空間の使い方に加え、建具やクロスで、まるで古い日本家屋の廊下のような雰囲気を演出。
昭和レトロな水まわりや、竹を編んだような天井クロスでも、和の趣を上手く取り入れています。
この写真の事例詳細はこちら:No.735 マンションで憧れの古民家に住む