リビング学習♪親子で使える造作カウンターデスク事例集

「今日の宿題はどこからどこまで？」「ねぇ、ここが分からないんだけど」などなど、子どもは低学年のうちは、親子のコミュニケーションを図りながら勉強に取り組むリビング学習がメインになります。しかし、ダイニングテーブルを使うと散らかりやすいため、リノベーションでデスクを造作するのがオススメ。子どもの勉強にも、大人がちょっとした書類仕事や調べものをする時にも使いやすい、カウンターデスクの造作事例を集めてみました。

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目次

• キッチンカウンターをテーブルと同じ高さで造作
• パイプスペースの柱を利用してカウンターデスクを造作
• リビング・ダイニング越しに勉強する姿を優しく見守る
• 室内窓でゆるく仕切って、ほどよく集中できる環境に
• 本棚もたっぷり。ガラス建具で仕切れるラボ空間
• まとめ

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キッチンカウンターをテーブルと同じ高さで造作

・洗い物をしながら勉強を見てあげられる距離

最初はキッチンカウンターにデスク天板を造作して、簡単な食事や勉強にも使えるようにした例です。
シンクの目の前にカウンターをつくり、すぐ横にダイニングテーブルを並べました。
高さを合わせることで、カウンターが延長してダイニングテーブルとつながっているようにも見えます。

横幅をたっぷりとっているため、親子で並んで座ることも。
目の前のニッチも、お気に入りを飾ったり、ちょっとしたものを置くのに重宝しそうです。

この写真の事例詳細はこちら：No.686　スープも冷めない距離で暮らす
 

パイプスペースの柱を利用してカウンターデスクを造作

・キッチンと少し離してつくり、片側を本棚に

こちらのおうちもキッチンの目の前ですが、キッチンカウンターと少し離して間を通れるようにしました。
白い柱のような部分に配管が通っていて撤去できないため、そこを挟むようにカウンターデスクを造作。


パイプスペースの周りに飾り棚もつくって、キッチンからも見えるギャラリーコーナーに。
キッチン側から座り、向い側は本などの表紙を見せて飾れる仕様にしています。

この写真の事例詳細はこちら：No.804　廊下をなくして繋がる
 

リビング・ダイニング越しに勉強する姿を優しく見守る

・猫ちゃんも嬉しいキャットウォークを併設

キッチンの正面ですが、さらに離れて、対面の壁にカウンターデスクを造作した例です。
キッチンからの視点では、リビング越しに勉強している背中がみえる感じですね。


スタディコーナーはハンモックのさらに右側。
LDKのいちばん端になるため、オープンなスペースですが独立感もあり、集中しやすい環境といえます。


上部にはデスクと同じ幅で、飾り棚兼キャットウォークも造作。
横の本棚からカウンターデスクに抜けられるくぐり穴もつくりました。
「がんばってるかニャ」。勉強していると愛猫がジャマし…いえいえ、監督しに来てくれます。

この写真の事例詳細はこちら：No.848　4人と1匹のワクワクハウス
 

室内窓でゆるく仕切って、ほどよく集中できる環境に

・アクセントクロス選びにもこだわった空間

LDKの一角ですが、壁と室内窓でゆるく仕切った空間をつくった例です。
入り口の上部をアール型にしたことで、リビングから、壁に貼った柄クロスが切り取られて見える効果も。


キッチン側にもアールの入り口があり、2面の室内窓からの光で中は開放的で明るい空間。
まだお子さまが小さいため大人が使っていますが、ゆくゆくはここで勉強する予定です。


キッチンとの距離はこんな感じ。
お勉強の休憩に室内窓からキッチンに手を振る子ども…なんてかわいい姿も見られそうですね。

この写真の事例詳細はこちら：No.774　たいせつに育む家族時間
 

本棚もたっぷり。ガラス建具で仕切れるラボ空間

・ある程度成長したら、より勉強に打ち込める環境に

子どもが成長したらリビング学習はおしまい……とは限りません。
こちらは、リビングの一角ですが、本格的に集中できるスペースをつくった例。
奥がお子さま2人、側面は大人のためのワークスペースでしょうか。
中学生以上にもなると、本棚もこれくらいの量は必要になってきますね。


開け放ってオープンにも、ガラス建具で独立した空間にも。
普段の宿題からテスト勉強まで、集中したい度合いによってフレキシブルに使い分けることができます。
「ラボを作ってあげたかった」とは、リノベーション時の奥さまの言葉。
余計なものがないぶん、子ども部屋よりもしっかりと勉強に取り組めそうです。

この写真の事例詳細はこちら：No.826　これからをもっと心地よく
 

まとめ

リビングの一角といっても配置はさまざま。お子さまの年齢やライフスタイルによって、勉強に集中できる環境は変わります。大人もお仕事で使ったり、子どもの独立後は他の使い方をしたりと、フレキシブルに用途を変えられることが成功のポイント。よく聞かれるのが「カウンターデスクまわりの電源が足りない」「パソコンなどのコードを通せる仕様にしておけばよかった」という声。電子機器類の使用も含めて配置を決めるようにしましょう。