NYスタイルはもちろん、多彩な素材と馴染んで こなれた印象に。「サブウェイタイル」の魅力
2017年10月29日(日)
1900年代からニューヨークの地下鉄で使われはじめたというサブウェイタイル。北米では住宅でもおなじみのアイテムですが、NYスタイル、ブルックリンスタイルの流行に伴い、日本で人気が急上昇中です。また、いわゆる「男前系」インテリアはもちろん、白く長方形のサブウェイタイルは、どんなインテリアや素材とも相性〇。肩に力の入り過ぎない、こなれたイメージを演出してくれます。組み合わせ別にサブウェイタイルの施工例をご紹介します。
【コンクリートやアイアンと】王道、NYダイナーカフェ風に
キッチンカウンターとキッチンの壁にサブウェイタイルを使用したマンションリノベです。
サブウェイタイルは、目地をよく使われる白ではなくグレーにすることでぐっと男前な印象になりました。
目地のラインと、キッチン棚のアイアンが空間を引き締めます。
天井のコンクリート、床と壁で樹種を使い分けた無垢材など、素材にめいっぱいこだわったリノベーション。
「素材が雰囲気を左右する」とは、ご自身も設計のお仕事に携わってらっしゃるオーナーさんの言葉です。
よい素材を効果的に使うことで、ブルックリンスタイルのカフェのような空間づくりに成功しました。
(No.516 木、アイアン、打ちっぱなし。素材感が映えるヴィンテージ空間)
【レンガやステンレスと】よりラフに素材感を楽しむ
続いても男前系マンションリノベですが、よりラフな印象。
レンガやステンレスといった主張のある素材と組み合わせることで、手ざわりを感じる仕上がりです。
デザインだけでなく、使い勝手にこだわった収納棚も魅力的。
奥のに壁はマグネット対応のキッチンパネルを貼り、マーカーで書き込んだり、メモを留めることもできます。
(No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家)
【無垢カウンターと】木と合わせて北欧インテリアにも
ブルックリンスタイルだけでなく、他のテイストとも相性のよいサブウェイタイル。
こちらは無垢のカウンターを組み合わせた、北欧スタイルの戸建てリノベです。
カウンターも床もナラ無垢材ですが、床のみ塗装仕上げで質感の違いを楽しんでいます。
タイルの壁も、サブウェイタイルだと甘くならず、すっきりと潔い印象。
カウンターのキッチン側だけモザイクタイルを貼り、アクセントにしました。
貼る面積によってタイルを使い分けるのは、ぜひマネしたいテクニック。
空間に変化が生まれ、オリジナルのインテリアづくりに役立ちます。
(No.539 暮らしの中心は2階リビングで)
【ブルーのドアと合わせて】さわやか北欧系に
こちらは北欧スタイルに、水色に塗装したドアでさわやかなイメージをプラス。
水色のドアはパントリーのもの。
色味が入ることで、リビングのアクセントとなっています。
それぞれの建具のデザインの違いを、サブウェイタイルがうまくまとめていますね。
珪藻土の壁や天然素材の接着剤など、室内環境にもこだわったこちらのお家。
空気のクリーンさにふさわしい、清潔感のあるインテリアです。
(No.525 家族と健やかに暮らす家)
【ヘリンボーン床と】シンプルでも印象深く
色味はぐっとおさえ、濃いブラウンに塗装したヘリンボーンの床が印象深いダイニングキッチン。
実はこちらのお家は団地リノベーションです。
コンパクトながらも、使いやすく大人っぽい空間になっています。
キッチンのサブウェイタイルが名脇役となっているのが分かりますね。
(No.395 大人リノベ空間)
【貼り方を変えて】和モダンリビングに高級感を
貼り方を変えることで、まったく違う印象になるサブウェイタイル。
こちらのお家は一般的な馬踏み(ばぶみ)目地(=互い違いに貼る方法)ではなく、格子状にまっすぐ貼りました。
通し目地(芋目地とも言います)という貼り方で、ぐっと洗練されたイメージになります。
窓の格子とリフレインするように、端正で上質感のある空間に。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)
【洗面・トイレ・バスにも】もちろん水回り全般におすすめ
サブウェイタイルはキッチンだけでなく、水回り全般に使うことができます。
トイレと洗面室にサブウェイタイルを使用した例。
大きめのサブウェイタイルは、洗面室の床に使用したような六角形モザイクタイルとの組み合わせもキレイ。
まるで海外のホテルのような雰囲気が素敵ですね。
(No.449 海外のリゾートホテルの心地よさと快適さを再現)
お風呂にもサブウェイタイルは活躍しています。
洗面室はブルーのタイルで目地も白く、すっきりとまとめました。
洗面シンクは大きめの実験用シンクを取り入れ、使いやすく。
浴室は勾配天井をそのまま活かすために、ユニットバスをはめ込むのではなく、ハーフユニットを採用し、タイルを貼りました。
(No.333 光あふれるビンテージな住まい)
まとめ
シンプルなだけに、他のものとの組み合わせが楽しいサブウェイタイル。人気の高さゆえ、リーズナブルな価格帯のものも増えてきました。貼り方や目地の色でかなり印象が変わるため、取り入れたい場合は、実現したいインテリアテイストについて、プランナーとの具体的な共有が必要です。施工例もたくさんあるので、気に入った使い方をストックしておくといいですね。
【コンクリートやアイアンと】王道、NYダイナーカフェ風に
キッチンカウンターとキッチンの壁にサブウェイタイルを使用したマンションリノベです。
サブウェイタイルは、目地をよく使われる白ではなくグレーにすることでぐっと男前な印象になりました。
目地のラインと、キッチン棚のアイアンが空間を引き締めます。
天井のコンクリート、床と壁で樹種を使い分けた無垢材など、素材にめいっぱいこだわったリノベーション。
「素材が雰囲気を左右する」とは、ご自身も設計のお仕事に携わってらっしゃるオーナーさんの言葉です。
よい素材を効果的に使うことで、ブルックリンスタイルのカフェのような空間づくりに成功しました。
(No.516 木、アイアン、打ちっぱなし。素材感が映えるヴィンテージ空間)
【レンガやステンレスと】よりラフに素材感を楽しむ
続いても男前系マンションリノベですが、よりラフな印象。
レンガやステンレスといった主張のある素材と組み合わせることで、手ざわりを感じる仕上がりです。
デザインだけでなく、使い勝手にこだわった収納棚も魅力的。
奥のに壁はマグネット対応のキッチンパネルを貼り、マーカーで書き込んだり、メモを留めることもできます。
(No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家)
【無垢カウンターと】木と合わせて北欧インテリアにも
ブルックリンスタイルだけでなく、他のテイストとも相性のよいサブウェイタイル。
こちらは無垢のカウンターを組み合わせた、北欧スタイルの戸建てリノベです。
カウンターも床もナラ無垢材ですが、床のみ塗装仕上げで質感の違いを楽しんでいます。
タイルの壁も、サブウェイタイルだと甘くならず、すっきりと潔い印象。
カウンターのキッチン側だけモザイクタイルを貼り、アクセントにしました。
貼る面積によってタイルを使い分けるのは、ぜひマネしたいテクニック。
空間に変化が生まれ、オリジナルのインテリアづくりに役立ちます。
(No.539 暮らしの中心は2階リビングで)
【ブルーのドアと合わせて】さわやか北欧系に
こちらは北欧スタイルに、水色に塗装したドアでさわやかなイメージをプラス。
水色のドアはパントリーのもの。
色味が入ることで、リビングのアクセントとなっています。
それぞれの建具のデザインの違いを、サブウェイタイルがうまくまとめていますね。
珪藻土の壁や天然素材の接着剤など、室内環境にもこだわったこちらのお家。
空気のクリーンさにふさわしい、清潔感のあるインテリアです。
(No.525 家族と健やかに暮らす家)
【ヘリンボーン床と】シンプルでも印象深く
色味はぐっとおさえ、濃いブラウンに塗装したヘリンボーンの床が印象深いダイニングキッチン。
実はこちらのお家は団地リノベーションです。
コンパクトながらも、使いやすく大人っぽい空間になっています。
キッチンのサブウェイタイルが名脇役となっているのが分かりますね。
(No.395 大人リノベ空間)
【貼り方を変えて】和モダンリビングに高級感を
貼り方を変えることで、まったく違う印象になるサブウェイタイル。
こちらのお家は一般的な馬踏み(ばぶみ)目地(=互い違いに貼る方法)ではなく、格子状にまっすぐ貼りました。
通し目地(芋目地とも言います)という貼り方で、ぐっと洗練されたイメージになります。
窓の格子とリフレインするように、端正で上質感のある空間に。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)
【洗面・トイレ・バスにも】もちろん水回り全般におすすめ
サブウェイタイルはキッチンだけでなく、水回り全般に使うことができます。
トイレと洗面室にサブウェイタイルを使用した例。
大きめのサブウェイタイルは、洗面室の床に使用したような六角形モザイクタイルとの組み合わせもキレイ。
まるで海外のホテルのような雰囲気が素敵ですね。
(No.449 海外のリゾートホテルの心地よさと快適さを再現)
お風呂にもサブウェイタイルは活躍しています。
洗面室はブルーのタイルで目地も白く、すっきりとまとめました。
洗面シンクは大きめの実験用シンクを取り入れ、使いやすく。
浴室は勾配天井をそのまま活かすために、ユニットバスをはめ込むのではなく、ハーフユニットを採用し、タイルを貼りました。
(No.333 光あふれるビンテージな住まい)
まとめ
シンプルなだけに、他のものとの組み合わせが楽しいサブウェイタイル。人気の高さゆえ、リーズナブルな価格帯のものも増えてきました。貼り方や目地の色でかなり印象が変わるため、取り入れたい場合は、実現したいインテリアテイストについて、プランナーとの具体的な共有が必要です。施工例もたくさんあるので、気に入った使い方をストックしておくといいですね。