合言葉は「もったいない」♪既存利用で味わい生かして、賢くコストダウンも
2023年6月18日(日)
まだ使える設備や建具などをキレイにして、リノベーション後もお世話になる……「既存利用」は、コストの面でも優れた、エコな方法です。それに、新築ではなくリノベーションを選んだ人なら、きっと古いものの味わい、愛着を大切にしているはず。今回は、既存利用で賢くステキにリノベーションした例を集めてみました。
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目次
リビングの一部にセミオープンの書斎をつくり、室内窓でつなげたマンションリノベです。
北欧家具の似合うナチュラルな空間に、お気に入りのカップボードやタイルを採り入れました。
予算的に難しいかも…とあきらめかけたオーク無垢フローリングも無事採用。
内装に予算をかけられた秘訣は、水まわりにありました。
まだ使えるキッチン、トイレなどの水まわり設備をそのまま使い、壁や床、収納などを新しく。
予算にメリハリと優先順位をつけることで、思い通りの新生活を実現しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」
続いても、すでにお住まいのマンションをリノベーションした例です。
暮らしに合わせて収納や家事動線を見直し、すっきりとした空間をつくるのが希望でした。
洗面化粧台やトイレは既存利用し、クロスやタイルでイメージをガラリと変えました。
玄関の下足入れは、奥のひとつは扉を塗装して再利用。
もうひとつは大理石の天板を再利用して、引出し収納を備えたベンチにリメイク。
玄関にも余白が生まれ、スッキリと使い勝手のよい空間になりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.837 思い出をつなぎ余白のある暮らしを
約10年前にリノベーションして住んでいたマンションで、お子さまの成長を機に2度目のリノベをしたご家族。
これまで寝室とインナーテラスだった空間をリビングに取り込み、LDKの一部を寝室と子ども部屋に。
インナーテラスは少しコンパクトにして、日差しいっぱいのトレーニングルームとして活用します。
インナーテラスのガラス建具は10年前のリノベーションで造作したもの。
こだわってつくったものだったので、今回のリノベーションにも再利用しました。
お気に入りのヴィンテージ家具が引き立つ、スッキリとした空間も同時に実現しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.793 vaalia ~大切に、暮らしを楽しむ~
お祖母さまより引き継いだ住まいを、家族4人で住むためのリノベーションしたおうちです。
立派な日本家屋でしたが築42年ということもあり、耐震補強などもしっかりと行いました。
和室3室とダイニング・キッチンという1階の間取りは、広々としたLDKと和室、収納に。
1階の和室にあった欄間は2階の書斎に移設しました。
当時の職人技でつくられた意匠を生かした和モダン空間。
見上げると、お祖母ちゃんのおうちで過ごした子どもの頃の思い出も蘇りそうです。
この写真の事例詳細はこちら:No.829 新築のようにくらす家
最後は築28年の中古を買ってリノベーションした例です。
自然素材をふんだんに使い、2×4工法で建てられた戸建てでした。
元々使われていた無垢フローリングなどはそのままに、木の呼吸をさまたげない塗料で再塗装。
新たにフローリングを貼った部分も既存と材種を合わせて、違和感が生まれないように慎重に仕上げました。
最初から経年変化した木の豊かな質感が楽しめるなんて、中古リノベならではの贅沢ですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.851 豊かな素材を継ぐ癒しの住まい
思い出の建具や部材を生かしてリノベーションしたい場合は、早めにプランナーに相談するのがオススメ。早いほど、それらを生かすプランのアイデアが出やすくなります。現在はもちろん、過去も未来も大切にする住まい…それを実現できるのがリノベーションの良さかもしれません。
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目次
- キッチンなどの設備をそのまま使い、使い勝手とデザインを一新
- 洗面台とトイレ、玄関まわり。素材がいいものはリメイクして再利用
- 前回のリノベーションで造作したこだわりのガラス建具を再利用
- 思い出を守るリノベ。祖母から受け継いだ家の欄間を移設
- 中古リノベならでは!無垢フローリングの経年変化を楽しむ
- まとめ
キッチンなどの設備をそのまま使い、使い勝手とデザインを一新
既存利用によるコストダウンで、あきらめかけたオーク無垢床も採用
リビングの一部にセミオープンの書斎をつくり、室内窓でつなげたマンションリノベです。
北欧家具の似合うナチュラルな空間に、お気に入りのカップボードやタイルを採り入れました。
予算的に難しいかも…とあきらめかけたオーク無垢フローリングも無事採用。
内装に予算をかけられた秘訣は、水まわりにありました。
まだ使えるキッチン、トイレなどの水まわり設備をそのまま使い、壁や床、収納などを新しく。
予算にメリハリと優先順位をつけることで、思い通りの新生活を実現しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」
洗面台とトイレ、玄関まわり。素材がいいものはリメイクして再利用
既存の良いところを生かしながら、これからも快適に暮らせる空間に
続いても、すでにお住まいのマンションをリノベーションした例です。
暮らしに合わせて収納や家事動線を見直し、すっきりとした空間をつくるのが希望でした。
洗面化粧台やトイレは既存利用し、クロスやタイルでイメージをガラリと変えました。
玄関の下足入れは、奥のひとつは扉を塗装して再利用。
もうひとつは大理石の天板を再利用して、引出し収納を備えたベンチにリメイク。
玄関にも余白が生まれ、スッキリと使い勝手のよい空間になりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.837 思い出をつなぎ余白のある暮らしを
前回のリノベーションで造作したこだわりのガラス建具を再利用
2度目のリノベはもっとフレキシブルに、暮らしやすく
約10年前にリノベーションして住んでいたマンションで、お子さまの成長を機に2度目のリノベをしたご家族。
これまで寝室とインナーテラスだった空間をリビングに取り込み、LDKの一部を寝室と子ども部屋に。
インナーテラスは少しコンパクトにして、日差しいっぱいのトレーニングルームとして活用します。
インナーテラスのガラス建具は10年前のリノベーションで造作したもの。
こだわってつくったものだったので、今回のリノベーションにも再利用しました。
お気に入りのヴィンテージ家具が引き立つ、スッキリとした空間も同時に実現しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.793 vaalia ~大切に、暮らしを楽しむ~
思い出を守るリノベ。祖母から受け継いだ家の欄間を移設
耐震・断熱工事も行い、新築相当の住宅性能に
お祖母さまより引き継いだ住まいを、家族4人で住むためのリノベーションしたおうちです。
立派な日本家屋でしたが築42年ということもあり、耐震補強などもしっかりと行いました。
和室3室とダイニング・キッチンという1階の間取りは、広々としたLDKと和室、収納に。
1階の和室にあった欄間は2階の書斎に移設しました。
当時の職人技でつくられた意匠を生かした和モダン空間。
見上げると、お祖母ちゃんのおうちで過ごした子どもの頃の思い出も蘇りそうです。
この写真の事例詳細はこちら:No.829 新築のようにくらす家
中古リノベならでは!無垢フローリングの経年変化を楽しむ
豊かな木の質感は、新築では手に入らないぜいたくな財産
最後は築28年の中古を買ってリノベーションした例です。
自然素材をふんだんに使い、2×4工法で建てられた戸建てでした。
元々使われていた無垢フローリングなどはそのままに、木の呼吸をさまたげない塗料で再塗装。
新たにフローリングを貼った部分も既存と材種を合わせて、違和感が生まれないように慎重に仕上げました。
最初から経年変化した木の豊かな質感が楽しめるなんて、中古リノベならではの贅沢ですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.851 豊かな素材を継ぐ癒しの住まい
まとめ
コストダウンにもなる既存利用。しかし、トイレなどは節水機能が優れた新品に変えたほうが、ランニングコストが節約できてエコな場合もあります。リノベーションでは、現在の不便や費用面などに目が向きがちですが、5年、10年先の家族構成やライフスタイルを考えて決断するようにしましょう。思い出の建具や部材を生かしてリノベーションしたい場合は、早めにプランナーに相談するのがオススメ。早いほど、それらを生かすプランのアイデアが出やすくなります。現在はもちろん、過去も未来も大切にする住まい…それを実現できるのがリノベーションの良さかもしれません。