住宅地でも明るい家に住みたい!リノベーションの採光アイデア
2022年8月7日(日)
東京都心部や住宅地ではとくに、建物が密集していて家の中が暗いことがあります。家族が過ごすリビングを中心に、明るいおうちに暮らしたい!そんな要望を、リノベーションで解決した例を集めてみました。
LDKは1階で日当たりが悪く、寒さや結露が気になって快適とはいえない状況だったそう。
一方、条件のいい2階では寝室以外が納戸のようになっており、使用頻度の低い部屋では傷みも出ていました。
そこで、リノベーションで2階にLDKを移すことにしました。
キッチン横のバルコニーは部屋の一部を削って拡張し、オープンエアデッキに。
オープンデッキに面した窓には断熱サッシを使い、幅・高さをめいっぱい広げました。
天井と床下にも断熱材を充填し、窓の断熱サッシやインナーサッシと合わせて寒さや結露も大幅に改善しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.785 ずっと暮らしたい家
住宅密集地で隣の建物が近いため、寒く暗いリビングになってしまうのでは…と心配されていました。
そこで、2階の床の一部をFRPグレーチングにして、2階南側の光が1階にも届くようにしました。
時間によって光が指す方向は変わっていくため、多方向に窓があることで明るい家に。
1階リビングでも、窓と天井からの光で快適な明るさを実現しました。
この写真の事例詳細はこちら:No.745 家族の時間を育んで
子どもたちが独立し、ご夫婦ふたり暮らしを快適に過ごすために、他県からの住み替えを決意されました。
受け継がれたおうちの課題は、老朽化と1階の暗さ。
スキップフロアとなっていた玄関と、1階を暮らしの中心にするために、広々としたLDKをつくりました。
前のお家で愛用していた薪ストーブも移設し、煙突を吹抜けに向かってまっすぐ延ばしました。
現しにした梁や柱からも木のぬくもりを感じるおうちができました。
この写真の事例詳細はこちら:No.806 薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて。
そこで、最も光の入る西側にあったキッチンを、朝日の入る東側へ移動。
L型とすることでスペースを有効活用し、横の広がりを感じる空間に。
キッチンのあった場所は、デスクを造作して在宅ワークにも使えるスタディーコーナーに。
抜けない壁は室内窓を設けて、リビングとのつながりと、ほどよいゾーニングを実現しています。
西側の窓も遮熱性能の高い大きなサッシに交換し、より光が入るようにしています。
3階に上がる階段はリビングイン階段で、吹抜けのように上部からの光が届きます。
同時に、降りる方の階段ホールとの間の建具も全面がガラスのものにして、双方に採光できるようにしました。
この写真の事例詳細はこちら:No.730 お家の中でもお日様と友達
窓の数が限られるマンションでは、最も大きいバルコニー側の窓をどう使うかが課題となります。
リビングを広げて全面的に明るくし、寝室などは共用廊下側へ、とメリハリをつけるパターンが多いのも事実。
しかし、こちらはリビングと寝室を隣同士に置いて、どちらもバルコニーとつながる間取りに。
リビングと寝室は2ヶ所に入り口を設けて、寝室側の光もリビングに届くようにしています。
独立していたキッチンは向きを変えてオープンなアイランド型に。
キッチン奥にある室内窓は玄関とつながっており、ガラスの入ったリビングドアと合わせて玄関に光を届けます。
窓のない玄関も、昼間は電灯を点けなくてもいいくらい明るく保ってくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.802 これからも楽しく仲良く、快適に
採光リノベの王道!LDKを1階から2階へ
昼間過ごすことの多いLDKを日当たりの良い2階に移設するのは、一戸建ての王道ともいってもよい方法です。解消したかった1階LDKの寒さと暗さ
リノベーション済みの中古戸建てを購入し、8年間住んだおうち。LDKは1階で日当たりが悪く、寒さや結露が気になって快適とはいえない状況だったそう。
一方、条件のいい2階では寝室以外が納戸のようになっており、使用頻度の低い部屋では傷みも出ていました。
そこで、リノベーションで2階にLDKを移すことにしました。
2階全てをオープンデッキのあるLDKに
3つの個室に分かれていた2階を、ワンフロアのLDKに変更。キッチン横のバルコニーは部屋の一部を削って拡張し、オープンエアデッキに。
3方向の窓と、天窓からも光が届く!
梁を現しにした開放的なLDKは、既存のトップライトから明るい光が降り注ぎます。オープンデッキに面した窓には断熱サッシを使い、幅・高さをめいっぱい広げました。
天井と床下にも断熱材を充填し、窓の断熱サッシやインナーサッシと合わせて寒さや結露も大幅に改善しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.785 ずっと暮らしたい家
1階LDKの場合は、2階からの光を届ける工夫を
逆に、家族の個室を2階につくりたい場合や、家事動線を考えて1階にLDKを移動するパターンもあります。明るく心地よい「1階」LDKは可能?
中古戸建てを購入し、1階にLDKをつくったご家族のリノベーション例です。住宅密集地で隣の建物が近いため、寒く暗いリビングになってしまうのでは…と心配されていました。
南側にグレーチング天井を
そこで、2階の床の一部をFRPグレーチングにして、2階南側の光が1階にも届くようにしました。
テラス、高窓からも採光し明るく
時間によって光が指す方向は変わっていくため、多方向に窓があることで明るい家に。
1階リビングでも、窓と天井からの光で快適な明るさを実現しました。
この写真の事例詳細はこちら:No.745 家族の時間を育んで
吹抜けで明るく、1階を生活の中心に
また、たとえばセカンドライフリノベでは、将来を考えて1階を生活の中心にしたい場合もあります。両親から引き継いだ一戸建てに住み替え
こちらは、ご両親から都内の一戸建てを受け継がれたご夫妻のリノベーション。子どもたちが独立し、ご夫婦ふたり暮らしを快適に過ごすために、他県からの住み替えを決意されました。
受け継がれたおうちの課題は、老朽化と1階の暗さ。
スキップフロアとなっていた玄関と、1階を暮らしの中心にするために、広々としたLDKをつくりました。
建て替えを検討しつつも、暗さ解消リノべにシフト!
都内の住宅地ということで、1階に充分に光を届けるため、大きな吹抜けを設置。前のお家で愛用していた薪ストーブも移設し、煙突を吹抜けに向かってまっすぐ延ばしました。
吹抜けから明るい光がふりそそぐ
2階の吹抜けの窓からも光が降りそそぎ、1階でもこの明るさ!現しにした梁や柱からも木のぬくもりを感じるおうちができました。
この写真の事例詳細はこちら:No.806 薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて。
ガラス建具やリビング階段で明るく
一戸建てとはいえ、必ず南面に大きく採光がとれるとは限りません。キッチンの位置を変えて細長さを解消
東西に長いつくりのこのおうちもそうで、2階リビングですが日当たりが悪く、暗く感じていました。そこで、最も光の入る西側にあったキッチンを、朝日の入る東側へ移動。
L型とすることでスペースを有効活用し、横の広がりを感じる空間に。
抜けない壁は室内窓で明るさ確保
キッチンのあった場所は、デスクを造作して在宅ワークにも使えるスタディーコーナーに。
抜けない壁は室内窓を設けて、リビングとのつながりと、ほどよいゾーニングを実現しています。
西側の窓も遮熱性能の高い大きなサッシに交換し、より光が入るようにしています。
階段室からの光も造作ガラス建具で
3階に上がる階段はリビングイン階段で、吹抜けのように上部からの光が届きます。
同時に、降りる方の階段ホールとの間の建具も全面がガラスのものにして、双方に採光できるようにしました。
この写真の事例詳細はこちら:No.730 お家の中でもお日様と友達
マンションは開口部からの光をいかに分け合うかがポイント
最後にマンションリノベーション例をご紹介します。窓の数が限られるマンションでは、最も大きいバルコニー側の窓をどう使うかが課題となります。
リビングを広げて全面的に明るくし、寝室などは共用廊下側へ、とメリハリをつけるパターンが多いのも事実。
しかし、こちらはリビングと寝室を隣同士に置いて、どちらもバルコニーとつながる間取りに。
寝室からの光もリビングへ
リビングと寝室は2ヶ所に入り口を設けて、寝室側の光もリビングに届くようにしています。
玄関側も室内窓で明るく
独立していたキッチンは向きを変えてオープンなアイランド型に。
キッチン奥にある室内窓は玄関とつながっており、ガラスの入ったリビングドアと合わせて玄関に光を届けます。
窓のない玄関も、昼間は電灯を点けなくてもいいくらい明るく保ってくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.802 これからも楽しく仲良く、快適に