明るい部屋で過ごしたい!空間に光を採り込むリノベの工夫をご紹介
2024年1月14日(日)
日照時間が短い冬になると気分が落ち込む「ウィンター・ブルー(冬季うつ)」は、光を浴びることで分泌される幸せホルモン・セロトニンの減少が原因のひとつといわれています。自然の光を浴びるのは、私たちの心身にとってとても大切なこと。今回は、おうちの中に光を導き明るく過ごすリノベーションをご紹介します。
県外から都内の戸建てに住み替えたご夫婦のリノベーションです。
将来を考えて2階リビングを1階に移し、新設したのは大胆な吹抜け!
もともとリビングだった空間の窓からも、光が降りそそぐ明るさを手に入れました。
移設した薪ストーブの煙突が吹き抜けのアクセントに。
2階の和室と吹抜けをつなぐ室内窓も、空間をのびやかに演出します。
1階にリビングを移すことが多い子育て卒業世代のリノベーションで、ぜひマネしたい例ですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.806 薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて
同様に1階リビングですが、こちらはもと店舗兼住宅だったおうち。
南側が道路に面した南北に細長いつくりだったため、南面に玄関土間を設け縦格子のパーテーションを立てました。
斜めに立てた格子越しの柔らかい光が、奥に配置したキッチンまで届きます。
洗面とトイレでふさがっていた北側は水まわりの位置を変えて、地窓をつくりました。
これにより北側も真っ暗にならず、南北に風も通る住まいとなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.780 お嬢様からの素敵なプレゼント
こちらはリノベーションではなく建て替えですが、やはり南面が道路に面した立地。
そこで、1階にビルトインガレージを設け、2階にはあえてバルコニーをつけず、大きな窓をつくりました。
道路側からの視線をカットするルーバーが外観デザインのポイントにもなっています。
室内はこんな感じで、窓が大きいので充分明るく、開放感があります。
2階にバルコニーがない分、洗濯物はルーフバルコニーへ。
洗濯機や収納も3階に配置し、洗濯動線が3階で完結するように配慮しました。
この写真の事例詳細はこちら:No.666 空とつながる暮らし
リビングやお風呂を共有する同居型二世帯住宅のリノベーションです。
家族や親せきが集まる1階リビングは、2部屋をつなげてゆったりと広く、お母様の部屋を隣接させています。
ダイニングの天井部分はグレーチングという半透明の素材で、2階からの光が入るようにしました。
こちらが子世帯のプライベートエリアである2階。
ホール部分の床がグレーチングになっており、1階リビングに光を届けています。
この写真の事例詳細はこちら:No.891 光に包まれて心地よく暮らす
最後はマンションでも取り入れやすい工夫をご紹介します。
リビング側が窓という奥行きのある間取りは、空間をオープンにつなげると明るく過ごすことができます。
しかし、来客時や空調を使うときは、仕切りたいこともあるはず。
このような天井までの半透明建具なら、光は通しつつ開放的に仕切ることができます。
普段は壁に収まっているため、開け放っているときはすっきり。
造作建具であれば、「透明に」「一部を半透明に」など自分仕様のカスタマイズも可能です。
この写真の事例詳細はこちら:No.874 愛着のわが家 バージョンUPで快適に
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目次
- 吹き抜けからたっぷり天空光が降りそそぐリビング
- 全面ガラスに玄関土間と、縦格子でワンクッション
- 大きな窓+ルーバーで住宅密集地でも隠しつつ明るく
- 半透明の床素材で親子が光をシェアする二世帯住宅
- 仕切りつつ明るさを保ちたいときは「半透明建具」で
- まとめ
吹き抜けからたっぷり天空光が降りそそぐリビング
将来を考え、1階中心の生活にシフトするなら
県外から都内の戸建てに住み替えたご夫婦のリノベーションです。
将来を考えて2階リビングを1階に移し、新設したのは大胆な吹抜け!
もともとリビングだった空間の窓からも、光が降りそそぐ明るさを手に入れました。
移設した薪ストーブの煙突が吹き抜けのアクセントに。
2階の和室と吹抜けをつなぐ室内窓も、空間をのびやかに演出します。
1階にリビングを移すことが多い子育て卒業世代のリノベーションで、ぜひマネしたい例ですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.806 薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて
全面ガラスに玄関土間と、縦格子でワンクッション
もと店舗兼用住宅で明るく快適に暮らすリノベ
同様に1階リビングですが、こちらはもと店舗兼住宅だったおうち。
南側が道路に面した南北に細長いつくりだったため、南面に玄関土間を設け縦格子のパーテーションを立てました。
斜めに立てた格子越しの柔らかい光が、奥に配置したキッチンまで届きます。
洗面とトイレでふさがっていた北側は水まわりの位置を変えて、地窓をつくりました。
これにより北側も真っ暗にならず、南北に風も通る住まいとなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.780 お嬢様からの素敵なプレゼント
大きな窓+ルーバーで住宅密集地でも隠しつつ明るく
あえてバルコニーをつけず、外観のアクセントに
こちらはリノベーションではなく建て替えですが、やはり南面が道路に面した立地。
そこで、1階にビルトインガレージを設け、2階にはあえてバルコニーをつけず、大きな窓をつくりました。
道路側からの視線をカットするルーバーが外観デザインのポイントにもなっています。
室内はこんな感じで、窓が大きいので充分明るく、開放感があります。
2階にバルコニーがない分、洗濯物はルーフバルコニーへ。
洗濯機や収納も3階に配置し、洗濯動線が3階で完結するように配慮しました。
この写真の事例詳細はこちら:No.666 空とつながる暮らし
半透明の床素材で親子が光をシェアする二世帯住宅
お互いプライバシーは守りつつ快適に過ごせる同居型
リビングやお風呂を共有する同居型二世帯住宅のリノベーションです。
家族や親せきが集まる1階リビングは、2部屋をつなげてゆったりと広く、お母様の部屋を隣接させています。
ダイニングの天井部分はグレーチングという半透明の素材で、2階からの光が入るようにしました。
こちらが子世帯のプライベートエリアである2階。
ホール部分の床がグレーチングになっており、1階リビングに光を届けています。
この写真の事例詳細はこちら:No.891 光に包まれて心地よく暮らす
仕切りつつ明るさを保ちたいときは「半透明建具」で
開放的にも、独立させても使えるフレキシブルなLD
最後はマンションでも取り入れやすい工夫をご紹介します。
リビング側が窓という奥行きのある間取りは、空間をオープンにつなげると明るく過ごすことができます。
しかし、来客時や空調を使うときは、仕切りたいこともあるはず。
このような天井までの半透明建具なら、光は通しつつ開放的に仕切ることができます。
普段は壁に収まっているため、開け放っているときはすっきり。
造作建具であれば、「透明に」「一部を半透明に」など自分仕様のカスタマイズも可能です。
この写真の事例詳細はこちら:No.874 愛着のわが家 バージョンUPで快適に