「片付かない家」はリノベで卒業! 収納アイデア集Vol.1
2017年2月4日(土)
荷物の量や使う⇔しまうのシミュレーションがしっかりできるのが、新築ではなくリノベのメリット。実際にリノベーションして最も変わったのは、片付けやすさかも…というお家も多いんです。アイデアいっぱいの収納リノベを集めてみました。
お家の中心・リビングをすっきり!
リビングリノベは、リビングでの過ごし方によって必要な収納量が変わります。
広さと開放感を重視するなら、あえて減らして他に集約…というやり方も。
もちろん、見せる&飾る収納もリビング収納の醍醐味でもあります。
リビング隣の和室を収納&畳スペースに
ご夫婦の寝室兼収納スペースだった和室を、床下が収納になっている小上がりに。
夜は引き戸を閉めればゆっくり休むことができます。
掘りごたつ式のカウンターテーブルは、お子さんの勉強スペースとしても使いつつ、敷き布団を足元に落とし込んでしまえます。
掛け布団は吊戸棚にさっと収納できるようにしました。
リビングから直接出入りできるウォークインクロゼットは、オーナーさんの好きな黄色に。
アーチの出入り口が空間のアクセントになっています。
内部は枕棚とハンガーパイプのみ取り付け、あとは必要に応じて自由に使えるようにしました。
リビングに取り込んだ洗濯ものも、たたんだ後さっとしまうことができますね。
(施工事例No.511 アイディア収納でスッキリ暮らす)
もと押入れを収納に、床の間を本棚に
リビングを隣の和室とつなげて広々としたリビング・ダイニングにリノベした例です。
もと和室の床の間は本棚に。可動棚を設け、天井までの空間を有効活用しました。
押入れは内部にハンガーパイプを取りつけ、クロゼットに変更。
より使いやすい収納スペースをつくりました。
(施工事例No.293 木の香りに包まれるわが家)
リビングの壁いっぱいに見せる収納を
続いては、夫婦2人暮らしならではのオープンで使いやすい間取りにしたいというご希望。
リビングと和室をつないで、その中にリビング、書斎、ベッドスペースを置きワンルーム的なリビングに。
壁面いっぱいに飾りながら収納できる棚を設けました。
(施工事例No.316 旅の思い出を飾る壁面収納)
引き戸が収まるリビング本棚
こちらは、リビングのスペースを広げるために奥行きを浅くして本棚にした収納。
左側のガラスの入った建具と右側の板のみの建具は、それぞれ1階と3階につながっています。
引戸は両方開けても本棚の前で重なり、すっきり収まるように工夫がされています。
(施工事例No.396 家族で楽しむこだわりの快適空間)
掃除機などをしまえる収納がリビングにあれば便利
白い扉の部分が収納です。こちらもリビング収納を減らしてスペースを広げ、その分ウォークインクロゼットなどで他の部屋に収納を集約させていますが、見せたくないモノをしまう大型の収納を機能的に設けています。
(施工事例No.489 実家を完全分離の二世帯住宅に。デザインにもこだわった理想のすまい。)
憧れのカウンターキッチン!収納は…?
独立していたキッチンを対面式のカウンターキッチンにリノベする例も多いです。
オープンになった分、リビングから見えてしまうキッチン、どのように片付けるのでしょうか?
パントリーとカウンターで
たとえばこちらのお家。
3LDKのマンションを、夫婦おふたりの暮らしに合う2LDKにリノベされました。
キッチンの後ろにはパントリーを設けて、食品のストックなどをしまいます。
黄緑色の壁は、オーナーさんが自ら塗装したそう!
リビング側からのアクセントになっていますね。
カウンターには、飾り棚やマガジンラックを設けました。
ダイニング側は扉付きの収納棚になっています。
(施工事例No.357 夢だった築古マンションのリノベを実現)
しまうものと、見せるものを考えて
こちらは、専用庭がついた築17年の中古マンションのリビングが狭かったため、隣の洋室と一体化させて広々としたLDKにリノベしています。
黒く塗装したカウンターはオリジナルの造作です。
ダイニング側に向けてたっぷり食器がしまえる収納にしました。
カウンター横にはニッチを設け、後ろの壁は木で棚をつくりました。
背表紙を見せたい本やカゴを飾りながらしまえます。
(施工事例No.394 木の温もりとこだわりのインテリアを楽しむ住まい)
玄関・廊下は大容量と隠し方がポイント
外の荷物や靴、上着やストック品など大型のものをしまうことも多い玄関や廊下。
なるべく見せたくない、でも使いやすい位置と広さにこだわった収納たちです。
壁の厚みを有効活用してストック棚に
一戸建てリノベの2階の階段横スペース。
このまわりに洗面室、トイレ、浴室、洗濯室など水まわりスペースを集約しています。
壁の厚みを利用し、洗剤などのストックがしまえる収納棚を造作しました。
階段室とリビングを仕切る引戸を開けると、収納棚が隠れるようになっています。
引き戸の鮮やかなブルーはエーゲ海をイメージしたそう。
(施工事例No.431 子ども達の成長を見守る家)
靴をはいたまま入れる土間収納
こちらはマンションリノベです。
玄関横の洋室を、家族全員の洋服や靴などを収納できる大容量のウォークインクロゼットにしました。
玄関の土間を広げ、たたきとホールの両方から出入りできます。
お客様が来たときなどは、木製の引戸を閉めて玄関と仕切ることも。
収納部分の床はコルクタイル。柔らかいので、大きいものを運ぶときなどもショックを吸収してくれます。
(施工事例No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK)
あえて扉をつけずカーテンで仕切る方法も
こちらも、マンション玄関横に大容量のウォークインクロゼットを造作した例です。
家族の服をまとめてたっぷり収納できます。
あえて扉をつけず、カーテンでゆるやかに仕切ることで、両手がふさがっていても出入りがしやすく、空気がこもりにくいメリットがあります。
(施工事例No.404 green heartful home)
まとめ
収納は、しまうものによってその形態はさまざま。
「たくさんしまえればいい」ではなく、家族の暮らし方によって使いやすい収納は変わります。
共働きのご夫婦なら家事と収納の動線がシンプルに集約していること、子どもがいるお家ならすすんで楽しくお片づけできること、などなど…プランナーさんにも普段のライフスタイルを共有して、収納プランをつくりましょう。
お家の中心・リビングをすっきり!
リビングリノベは、リビングでの過ごし方によって必要な収納量が変わります。
広さと開放感を重視するなら、あえて減らして他に集約…というやり方も。
もちろん、見せる&飾る収納もリビング収納の醍醐味でもあります。
リビング隣の和室を収納&畳スペースに
ご夫婦の寝室兼収納スペースだった和室を、床下が収納になっている小上がりに。
夜は引き戸を閉めればゆっくり休むことができます。
掘りごたつ式のカウンターテーブルは、お子さんの勉強スペースとしても使いつつ、敷き布団を足元に落とし込んでしまえます。
掛け布団は吊戸棚にさっと収納できるようにしました。
リビングから直接出入りできるウォークインクロゼットは、オーナーさんの好きな黄色に。
アーチの出入り口が空間のアクセントになっています。
内部は枕棚とハンガーパイプのみ取り付け、あとは必要に応じて自由に使えるようにしました。
リビングに取り込んだ洗濯ものも、たたんだ後さっとしまうことができますね。
(施工事例No.511 アイディア収納でスッキリ暮らす)
もと押入れを収納に、床の間を本棚に
リビングを隣の和室とつなげて広々としたリビング・ダイニングにリノベした例です。
もと和室の床の間は本棚に。可動棚を設け、天井までの空間を有効活用しました。
押入れは内部にハンガーパイプを取りつけ、クロゼットに変更。
より使いやすい収納スペースをつくりました。
(施工事例No.293 木の香りに包まれるわが家)
リビングの壁いっぱいに見せる収納を
続いては、夫婦2人暮らしならではのオープンで使いやすい間取りにしたいというご希望。
リビングと和室をつないで、その中にリビング、書斎、ベッドスペースを置きワンルーム的なリビングに。
壁面いっぱいに飾りながら収納できる棚を設けました。
(施工事例No.316 旅の思い出を飾る壁面収納)
引き戸が収まるリビング本棚
こちらは、リビングのスペースを広げるために奥行きを浅くして本棚にした収納。
左側のガラスの入った建具と右側の板のみの建具は、それぞれ1階と3階につながっています。
引戸は両方開けても本棚の前で重なり、すっきり収まるように工夫がされています。
(施工事例No.396 家族で楽しむこだわりの快適空間)
掃除機などをしまえる収納がリビングにあれば便利
白い扉の部分が収納です。こちらもリビング収納を減らしてスペースを広げ、その分ウォークインクロゼットなどで他の部屋に収納を集約させていますが、見せたくないモノをしまう大型の収納を機能的に設けています。
(施工事例No.489 実家を完全分離の二世帯住宅に。デザインにもこだわった理想のすまい。)
憧れのカウンターキッチン!収納は…?
独立していたキッチンを対面式のカウンターキッチンにリノベする例も多いです。
オープンになった分、リビングから見えてしまうキッチン、どのように片付けるのでしょうか?
パントリーとカウンターで
たとえばこちらのお家。
3LDKのマンションを、夫婦おふたりの暮らしに合う2LDKにリノベされました。
キッチンの後ろにはパントリーを設けて、食品のストックなどをしまいます。
黄緑色の壁は、オーナーさんが自ら塗装したそう!
リビング側からのアクセントになっていますね。
カウンターには、飾り棚やマガジンラックを設けました。
ダイニング側は扉付きの収納棚になっています。
(施工事例No.357 夢だった築古マンションのリノベを実現)
しまうものと、見せるものを考えて
こちらは、専用庭がついた築17年の中古マンションのリビングが狭かったため、隣の洋室と一体化させて広々としたLDKにリノベしています。
黒く塗装したカウンターはオリジナルの造作です。
ダイニング側に向けてたっぷり食器がしまえる収納にしました。
カウンター横にはニッチを設け、後ろの壁は木で棚をつくりました。
背表紙を見せたい本やカゴを飾りながらしまえます。
(施工事例No.394 木の温もりとこだわりのインテリアを楽しむ住まい)
玄関・廊下は大容量と隠し方がポイント
外の荷物や靴、上着やストック品など大型のものをしまうことも多い玄関や廊下。
なるべく見せたくない、でも使いやすい位置と広さにこだわった収納たちです。
壁の厚みを有効活用してストック棚に
一戸建てリノベの2階の階段横スペース。
このまわりに洗面室、トイレ、浴室、洗濯室など水まわりスペースを集約しています。
壁の厚みを利用し、洗剤などのストックがしまえる収納棚を造作しました。
階段室とリビングを仕切る引戸を開けると、収納棚が隠れるようになっています。
引き戸の鮮やかなブルーはエーゲ海をイメージしたそう。
(施工事例No.431 子ども達の成長を見守る家)
靴をはいたまま入れる土間収納
こちらはマンションリノベです。
玄関横の洋室を、家族全員の洋服や靴などを収納できる大容量のウォークインクロゼットにしました。
玄関の土間を広げ、たたきとホールの両方から出入りできます。
お客様が来たときなどは、木製の引戸を閉めて玄関と仕切ることも。
収納部分の床はコルクタイル。柔らかいので、大きいものを運ぶときなどもショックを吸収してくれます。
(施工事例No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK)
あえて扉をつけずカーテンで仕切る方法も
こちらも、マンション玄関横に大容量のウォークインクロゼットを造作した例です。
家族の服をまとめてたっぷり収納できます。
あえて扉をつけず、カーテンでゆるやかに仕切ることで、両手がふさがっていても出入りがしやすく、空気がこもりにくいメリットがあります。
(施工事例No.404 green heartful home)
まとめ
収納は、しまうものによってその形態はさまざま。
「たくさんしまえればいい」ではなく、家族の暮らし方によって使いやすい収納は変わります。
共働きのご夫婦なら家事と収納の動線がシンプルに集約していること、子どもがいるお家ならすすんで楽しくお片づけできること、などなど…プランナーさんにも普段のライフスタイルを共有して、収納プランをつくりましょう。