メリットやデザインは?ドアを引き戸にしたリノベーション事例集
2022年9月25日(日)
室内ドアのリフォームやリノベーションで、「引き戸」を選ぶ人が増えています。ドアの開閉のためのスペースが不要な引き戸は大開口やバリアフリーにもしやすく、スッキリとした見た目が特長です。最近はおしゃれなデザインのものもどんどん登場してきた「引き戸」の採用事例を集めてみました。
3LDKから1LDKへと大きく間取り変更をしたお住まいです。
広々としたリビングの隣は、たっぷりと収納を備えた寝室。
リビングと寝室の間をガラス入りの引き戸で仕切りました。
引き戸を開け放つと空間がつながり、奥まで視線が抜けるためさらに広々。
引き戸を閉めるとこんな感じで、隠しつつもガラス越しに光は届きます。
現しにした天井や引き戸のブラックで、希望していたほどよいヴィンテージ感も実現していますね。
この写真の事例詳細はこちら: No.647 好きなインテリアに囲まれて開放的に
マンションで、バルコニー側の2部屋はまとめてLDKとする間取り変更も多いのですが、こちらは2部屋のままに。
手前側がLDKで奥が寝室ですが、壁は撤去してすりガラスの入った引き戸を入れました。
床は続きで貼り、吊り建具でレースがないため引き戸を開け放つとすっきりとした大空間に。
リビングから見ても、寝室から見ても明るさと開放感たっぷり。
寝室からはウォークインクロゼットを通って和室、廊下側にも行ける回遊動線となっています。
昼間は開け放って広々と、来客時や夜に休む時は閉めて…と使い分けできるのがいいですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.685 ナチュラルに自分らしく
こちらは、リビング横の個室をキッズスペースにして、引き戸で仕切ったマンションリノベーション。
やはり、引き戸を開け放てばリビングと同じ空間として、広々とスペースを使うことができます。
床はリビング側に無垢フローリング、個室側はクッション性の高いコルクタイルを貼り分けました。
こちらも壁と天井は続きになっているため、つながり感がありますね。
締め切った時に、リビング側からもフラットでスッキリ見えるのは、やはり引き戸ならでは。
ガラスを縁取るブラックのラインも、インテリアのアクセントとして効いています。
全面ガラスで明るく、閉めてもほんのり奥まで見えるタイプを選びました。
子どもがお昼寝しているときなどに、音はシャットアウトしても、様子が分かるので安心です。
この写真の事例詳細はこちら:No.770 質感を楽しむ家族の空間
見事な吹抜けのある玄関ホールを中心にして、右手にダイニングキッチン、左手にリビングという間取り。
既存をそのまま生かしたレンガ壁も相まって、昔の洋館のような豪華なつくりです。
…とはいえプライバシーや空調効率を考えて、仕切れるように建具も設置しました。
リビング側は木とガラスの折れ戸、ダイニング側は全面ガラスの引き戸。
ダイニング側のブラックの引き戸枠は、階段手すりのアイアンと質感を合わせています。
ダイニングからはこんな感じ。
閉め切っていても、ガラス越しに玄関ホールの広がりを感じることができます。
お客様がいらっしゃったときに、すぐに分かるのもいいですね。
この写真の事例詳細はこちら: No.678 住み心地と暮らしやすさと
3世代同居の2階、子世帯のファミリールームで、引き戸を開け放つとひとつの大空間に。
子ども部屋は引き戸を閉めることで、個室にもできます。
勾配天井と窓の効果で、引き戸を閉めても閉塞感はありません。
89平米に2世帯6人が同居するこちらのおうちでは、随所にスペースが有効活用できる引き戸を採用しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.791 みんなの時間、家族の時間
リビングとダイニングキッチンを隔てていた建具を撤去して、LDKをひとつの空間につなげました。
手前の柱とカウンターの間に、もともとはルーバー扉がありました。
撤去したルーバー扉は、リビングと和室の間に再利用。
間口を広げたので開放感もアップ。
フローリングのリビング側とも、奥の和の空間とも馴染んでいますね。
視線はさえぎりつつ、風を通してくれるのもルーバー引き戸のメリットです。
この写真の事例詳細はこちら: No.640 面影を残し、お気に入りを詰め込んで…。
デメリットとしては、開き戸よりはやや気密性に劣ること、開口部横に引き戸を引き込むスペースがない場所には作れないことがあります。用途と場所に合わせて開き戸と使い分けましょう。
開け放てばひとつの空間に!これぞ引き戸最大の強み
チェッカーガラスをブラックで引き締めて
最初はマンションリノベーション。3LDKから1LDKへと大きく間取り変更をしたお住まいです。
広々としたリビングの隣は、たっぷりと収納を備えた寝室。
リビングと寝室の間をガラス入りの引き戸で仕切りました。
引き戸を開け放つと空間がつながり、奥まで視線が抜けるためさらに広々。
引き戸を閉めるとこんな感じで、隠しつつもガラス越しに光は届きます。
現しにした天井や引き戸のブラックで、希望していたほどよいヴィンテージ感も実現していますね。
この写真の事例詳細はこちら: No.647 好きなインテリアに囲まれて開放的に
バルコニー側の明るさをガラス建具で分け合う
昼と夜で空間を使い分け
寝室とLDKを引き戸で仕切った例をもうひとつご紹介します。マンションで、バルコニー側の2部屋はまとめてLDKとする間取り変更も多いのですが、こちらは2部屋のままに。
手前側がLDKで奥が寝室ですが、壁は撤去してすりガラスの入った引き戸を入れました。
床は続きで貼り、吊り建具でレースがないため引き戸を開け放つとすっきりとした大空間に。
リビングから見ても、寝室から見ても明るさと開放感たっぷり。
寝室からはウォークインクロゼットを通って和室、廊下側にも行ける回遊動線となっています。
昼間は開け放って広々と、来客時や夜に休む時は閉めて…と使い分けできるのがいいですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.685 ナチュラルに自分らしく
大開口によって空間をフレキシブルに使える
リビングの延長としても、キッズスペースにも
こちらは、リビング横の個室をキッズスペースにして、引き戸で仕切ったマンションリノベーション。
やはり、引き戸を開け放てばリビングと同じ空間として、広々とスペースを使うことができます。
床はリビング側に無垢フローリング、個室側はクッション性の高いコルクタイルを貼り分けました。
こちらも壁と天井は続きになっているため、つながり感がありますね。
締め切った時に、リビング側からもフラットでスッキリ見えるのは、やはり引き戸ならでは。
ガラスを縁取るブラックのラインも、インテリアのアクセントとして効いています。
全面ガラスで明るく、閉めてもほんのり奥まで見えるタイプを選びました。
子どもがお昼寝しているときなどに、音はシャットアウトしても、様子が分かるので安心です。
この写真の事例詳細はこちら:No.770 質感を楽しむ家族の空間
玄関を開けたら大広間!仕切ればダイニングに
立派な吹抜けホールを中心とした間取りを使いやすく
同じガラス建具ですが、戸建てリノベーションで、玄関とダイニングを仕切った例です。見事な吹抜けのある玄関ホールを中心にして、右手にダイニングキッチン、左手にリビングという間取り。
既存をそのまま生かしたレンガ壁も相まって、昔の洋館のような豪華なつくりです。
…とはいえプライバシーや空調効率を考えて、仕切れるように建具も設置しました。
リビング側は木とガラスの折れ戸、ダイニング側は全面ガラスの引き戸。
ダイニング側のブラックの引き戸枠は、階段手すりのアイアンと質感を合わせています。
ダイニングからはこんな感じ。
閉め切っていても、ガラス越しに玄関ホールの広がりを感じることができます。
お客様がいらっしゃったときに、すぐに分かるのもいいですね。
この写真の事例詳細はこちら: No.678 住み心地と暮らしやすさと
二世帯住宅のスペース活用にも便利
過ごし方に合わせて、家族でも、ひとりでも
ここまでガラス入りの引き戸が続きましたが、ドアとして仕切った例もご紹介します。3世代同居の2階、子世帯のファミリールームで、引き戸を開け放つとひとつの大空間に。
子ども部屋は引き戸を閉めることで、個室にもできます。
勾配天井と窓の効果で、引き戸を閉めても閉塞感はありません。
89平米に2世帯6人が同居するこちらのおうちでは、随所にスペースが有効活用できる引き戸を採用しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.791 みんなの時間、家族の時間
ルーバー引き戸なら通気性も◎
取り外したものを再利用して賢く仕切る
最後は一戸建てリノベーションで、間取りを大きく変えずに使い勝手を向上させた例です。リビングとダイニングキッチンを隔てていた建具を撤去して、LDKをひとつの空間につなげました。
手前の柱とカウンターの間に、もともとはルーバー扉がありました。
撤去したルーバー扉は、リビングと和室の間に再利用。
間口を広げたので開放感もアップ。
フローリングのリビング側とも、奥の和の空間とも馴染んでいますね。
視線はさえぎりつつ、風を通してくれるのもルーバー引き戸のメリットです。
この写真の事例詳細はこちら: No.640 面影を残し、お気に入りを詰め込んで…。
まとめ
引き戸のメリットと豊富なデザインバリエーションが分かっていただけたのではないでしょうか。吊り戸にすれば床に段差もできず、間口を大きくつくれるため、今後バリアフリーを考えている人にもおすすめです。デメリットとしては、開き戸よりはやや気密性に劣ること、開口部横に引き戸を引き込むスペースがない場所には作れないことがあります。用途と場所に合わせて開き戸と使い分けましょう。